
「アキ」という名でSNSに綴られていた、春の心。
病気への不安と共に記された、姉・夏美と恋人・冬吾への想いはどこか、猜疑に満ちていた。
二人を引き離せるなら…わたしは地獄に姉を連れていく――ようやく死の間際の春の真意を知った夏美は、罪悪感に押しつぶされそうになるが…。
発売後、即大反響を呼んだ衝撃のラブストーリー、完結!
ドラマ化 原作漫画
「アキ」という名でSNSに綴られていた、春の心。
病気への不安と共に記された、姉・夏美と恋人・冬吾への想いはどこか、猜疑に満ちていた。
二人を引き離せるなら…わたしは地獄に姉を連れていく――ようやく死の間際の春の真意を知った夏美は、罪悪感に押しつぶされそうになるが…。
発売後、即大反響を呼んだ衝撃のラブストーリー、完結!
コメント
小西さんの漫画は、リアリティの在り方が素敵で本当にありそうだ、と思えてしまえる。
そして多く説明しないことで、共感する余地が設けられている気がしてズブズブにはまってしまう。
「死んだ妹の恋人と付き合う」という設定からしてドロドロな予感ですが、それぞれの登場人物が背負いこんでいる罪悪感やしまい込もうとしている気持ちなど、感情の交錯に鳥肌立ちっぱなし。
夏美の明るさやボケっぷりが、救いになる部分もあれば、逆に闇を浮き彫りにさせたり…
最後の2人の選択は決して幸せではありませんが、少しでも安らかな日々が来ることを願ってしまう。
冒頭、1巻ではあまり描かれてこなかった春の描写。
これが本当なのか、それとも夏美の想像なのかはわかりませんが、
作中での春の存在感がイヤでも増し、切なさが募ります。
ふたりの決めた道は決して楽ではないでしょうけれど、
ふたりで歩いて行くことにエールを送りたくなる作品でした。
これぞ呪い。
春の視線。
けれどそれを乗り越えてそれでも選ぶ結末。
素晴らしい作品でした。
今まで読んだ事ないプロセスの恋愛漫画
妹が普通で姉と相手の男が変わった人。
誰も悪くなく、淡々と進むストーリーなのに姉と相手の男のキャラで読む手が止まらない。
一見姉はガサツで妹は繊細ってカンジだけど、この姉は人に対して相当気を使う人だ。
そんなギャップに気づいた相手の男は恋に落ちたんだろうな。
また読み返したいと思うお話だった。