ライチ光クラブ

★工場の煙に覆われた螢光町の片隅にある、「光クラブ」と名づけられた少年たちの秘密基地。
その場所で、ある崇高なる目的のために作られた「機械」が目を覚ました。
「機械」の正体とは―!
★80年代、伝説の劇団「東京グランギニョル」の舞台を、鬼才・古屋兎丸がマンガ化した衝撃作

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コメント

  1. user より:

    思春期の子供による大人への反抗と取れる作品でした。

    背伸びしたい年頃の子達が秘密基地、グループ内の規律、呼び名、正に厨二病と言う単語がしっくりくる。

    そしてもう一つは光クラブで造られた機械人間のライチと、白百合の名に相応しい少女カノンの甘くて切ない恋物語が心に来ました。

    少年達の野望や疑心暗鬼、内部崩壊、そして最後は残酷に散ってゆく彼らを鬱くしいと感じたのと同時に、ライチとカノンの恋も静かに終わり基地から去るカノンに寂しさも感じた。

    元が演劇の物ですが、この漫画も自分の手元で劇を見ているような感覚になりました。

    古屋兎丸先生の描かれる耽美でグロテスクな絵が物語にマッチしていて鬼才と呼ばれる理由が分かった。

    数年前からこの作品の名前だけは知っていたけど、中々手を出す機会が無かったのですが、SNSの人達に後押しされ買う事を決断しました。
    こんな素敵な作品に出会えた事と後押ししてくれた方々に感謝です。

    ライチ ラライチ ララライチ 声に出して読みたくなる

  2. user より:

    古屋先生に入るきっかけとなった作品です

    光クラブの絶対的なカリスマ・ゼラを筆頭に繰り広げられる、少年たちの残酷劇。
    14才という幼さゆえの純粋な願い、思いがいつしか狂気となり暴走していく様、崩壊に向かっていく様。
    一度読み始めるとそのストーリーの行く末が気になって気になって、ページをめくる手が止まりませんでした

    猟奇的な殺●・集団での監禁・少年と少年の同性愛、また少女と機械の純愛など、様々なタブーの中にあるグロテスクさやエロチックさまでもが美しく、丁寧に描かれています(個人的に少女と機械の純愛は残酷なストーリーの中での唯一の癒しでした)

    また、終盤はどんでん返しの連続です。
    誰が正義か、誰が悪かは読み進めていくうちになんとなくわかってくるのですが(もちろんそれぞれ理由がある上での定義です)、個人的には最後の最後にしてやられた感がぶわっと湧き出てきました。
    便器のシーンはその登場人物の気持ちを考えるとやりきれません。
    きっとその選択を選んでも選ばなくても辛かったんだろうなあ、と

    作品の怪しい世界観をよりいっそう引き立てている素晴らしい絵(冒頭の暗闇での笛のシーン、背景の工場・廃墟、薔薇の処刑シーンなどなど)、そしてそれぞれが非常に魅力的に描かれている登場人物たち。
    表紙に書かれているそれぞれの異名(?)もぴったりです(最初こそはわからなかったものの、読後に見返すと必ず「なるほど!
    」という気持ちになります。
    特に”真実の弾丸”なんて秀逸すぎてひっくり返りそうになりました)

    悲しくて切なくて、誰も報われないはずなのにどこまでも儚くて美しい、何度でも読み返したくなる作品です

  3. user より:

    兎丸さんの作品ということで読みましたが、話が進むにつれ残酷な描写が増え、少し気分が悪くなってしまいました。

    グロテスクなものが苦手な方にはあまりお勧めできません。

    話はよく出来ていて面白かったです。

  4. user より:

    グロさは絵がうまい分あまりリアルに感じられず。
    あとがきで明かされていた演劇からの大幅な変更がアダプテーションを成功させている。
  5. user より:

    素敵なトラウマを植え付けてくれました。
    読み終えて数日は、お肉を食べれませんでした。
    今では大好きな作品の一つです。

    すごく猟奇的なのに、こんなにも切なくて美しい。
    最期の便器が…のシーンはむしろ綺麗に見えてきます。

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