うみべの女の子

少女の想いは涙に染まり 少年の希いは胸を焦がす――浅野いにおが紡ぐ、青春の断章。
ついに完結!
海辺の町に暮らす平凡な中学生・小梅と、内向的な同級生・磯辺。
幾度も身体を重ねるうちに、小梅は次第に磯辺への想いを募らせる。
しかし、磯辺は泣きすがる小梅を突き放し、心を閉ざす――。
二人の心はすれ違ったまま、今、季節は夏を迎える。

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コメント

  1. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

     街の閉塞感、モヤモヤした気持ち、思春期として吐き捨てられる感情。
    青いなと言われるであろうこれらの感情を言葉の表現なく展開とキャラの表情で描いてるのはさすが浅野いにお作品と思いました。

     磯辺くんのクソガキマインドは実にイイ。
    自分が出せず取り繕いながらそれでもダラダラと生きている。
    八つ当たりもすれば流されるままセックスもする、正義気取りでDQNを狩ったりもする。
    クソみたいな世界を変えるためなのかそれとも兄の仇討ちか、どちらか定かではないけど彼の中でひとつの節目となっています。
    その後気が向くまま歩きひとつの奇跡と出会う。
    本当にメルアド交換したとか同じ学校目指すとかはどうでもよくて彼の中で人生の変化が起きた、それだけでなんだか救われた感じがして良かった。

     女の人は小梅ちゃんに同情するだろうな。
    惚れた男を探して台風の中歩きだす、泣きながら彼との別れを海に叫ぶ、あぁ可哀想そんだけ愛してるんだと見た人は思うだろう。
    だけど彼女の行動をみると磯辺くんがセックス中に言った言葉以上の感想はでない。
    磯辺くんは彼女に対してこれ以上振り回されるワケにはいかないと吐き捨てるけど、対等で居られないからこその言葉ではないか。
    そのあとの泣きながら歩く磯辺くんの姿が色んなことを物語っている気がしました。

     中学から高校にあがる最中の出来事。
    通り過ぎればなんてことない過去なのか、それとも忘れことができない思い出なのか。
    浅野先生も感情の切り売りが激しいぶん描きたいこと終わったらどうなるのか気になります。

  2. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    え。

    主人公がサブカル女子へと成長しただけ。

    前半がすごく良かっただけになあ

    何気無い会話や流れる映像の様な描写はさすが。

  3. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    ちょっとエロなシーンが多いかな。
    うーん、、、とも思えるけど、まぁそういうもんだよな。
    あと1冊分の回りくどさが欲しかった。
    「風をあつめて」とのシーンはでも良かった。
  4. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    『ソラニン』はあまり面白くないし、『おやすみプンプン』も2巻で挫折しているので、どうかなーと思いつつ、しかしこれが大正解だった。
    もちろん描かれるのは退廃的な田舎の海辺の風景の中での、肥大化した自意識のお話だけれど、とにかく風景が描写が、叙情的でとてもいい。
    セリフ量をぐっと絞っているのがきいている。
    結局、ふたりがふたりだけの秘密基地にきゅっともぐりこんで、そして解散するまでの物語だった。
    主従が逆転しちゃう少女マンガ的な感じがよかったです。
    しかし磯辺くんがかわいいな。
    親戚のお兄さんになって頭をなでなでして嫌がられたい。
    部屋でのふたりの身体が、そこだけまるで汚れが無いように白く描いているのが印象的だった。
  5. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    カラダとココロはやっぱり分けられないから、舐めてかかると自分に返ってくるんだなと。
    磯辺と佐藤、痛々しいなぁ…でも結局佐藤は「今日のことなんてしれっと忘れて、それなりの男を普通に好きになってまるで初めてみたい」に束の間の孤独程度は楽勝で埋めていくのだろう。
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