うみべの女の子

少女の想いは涙に染まり 少年の希いは胸を焦がす――浅野いにおが紡ぐ、青春の断章。
ついに完結!
海辺の町に暮らす平凡な中学生・小梅と、内向的な同級生・磯辺。
幾度も身体を重ねるうちに、小梅は次第に磯辺への想いを募らせる。
しかし、磯辺は泣きすがる小梅を突き放し、心を閉ざす――。
二人の心はすれ違ったまま、今、季節は夏を迎える。

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コメント

  1. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    この話って、本当に、
    みんな悪くてみんないい子。

    こういうコミュニケーションって、
    ありふれてると思った。

  2. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    こ、濃い・・・。

    小梅と磯辺の関係は田舎の町の中学生っていう本当に限られた枠のなかで成り立っていたんだろうなー。
    小梅は本当に普通のザ女の子。
    クラスカーストはそこそこ高め。
    対して暗くて友達もいない、かつ自分のことを好いている磯辺との関係は、小梅にとって圧倒的に有利で楽でちょっぴり非日常で。
    でもずるずるした関係を続けていくうちにだんだん二人の関係が逆転していく過程が面白かった。
    磯辺の「お前になりたかったんだって」って台詞が印象的。
    結局磯辺にとって小梅は自分とは違う次元の人間だって思っていたんじゃないかな。
    諦めのような自棄のような。

    あとはさすがの浅野さん!
    モノローグがほぼ無いせいか、余計に構図や表情に魅入られる。
    とくに雨が降っているシーンはどのシーンも凄く良かった。
    そして髪を切った磯辺はかわいい。

  3. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    情景が目に見える。
    漫画なのに映画のように映像だけで、色々なセリフや心情が見えてくるよう。
     かつて大物漫画家が、いにお作品の画力を批判していたが、絵の力が伝えるものって大きいと思う。

    エロ描写多いし、意味が分かりにくい部分が多いので人に勧められるような作品ではないが、とても大好き作品になりました。

  4. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    川の近くや海の近くでの青春物語は数あるけども、
    なぜ水の流れていく先、そう海という生命のスープの近くで起きる思春期の青く輝きながらも同時に愚かで傷つく季節は僕らをとらえてはなさい。

    ここではないどこかへいけるわけでもなく。
    世界の端っこのような場所で行き止まりのような水辺の町で。

    少年の起立した性器が少女の瑞々しい性器の中で何度も絶頂を迎えても彼らはどこにもいけはしない。

    せめて、瞬間の熱だけが性器と性器という個人の空洞の中で擦れて脳が焼き切れるような快楽の中で失われればいい。

    そして彼や彼女は離れていく、快楽と共に芽生えた感情も置き去りにして、そしていつかまたその海辺で会うのかもしれない。
    だけどもあの日のような熱量も快楽ももう手には入りはしないだから。

    そんなことわかってるんだって、そうそんな事は知っているんだ。
    だけどね、そうあの海辺の町で。

  5. user より:
    うみべの女の子 2 (F×コミックス)

    あぁ、うまく言えない。

    これ以上ない完結。

    読んできた浅野いにお作品の中で、私は一番好きだ。

    一巻からまたじっくり読み返そう。
    そうしなくちゃいけない、ってなぜだか強く思った。

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