
少女の想いは涙に染まり 少年の希いは胸を焦がす――浅野いにおが紡ぐ、青春の断章。
ついに完結!
海辺の町に暮らす平凡な中学生・小梅と、内向的な同級生・磯辺。
幾度も身体を重ねるうちに、小梅は次第に磯辺への想いを募らせる。
しかし、磯辺は泣きすがる小梅を突き放し、心を閉ざす――。
二人の心はすれ違ったまま、今、季節は夏を迎える。
映画化 原作漫画
少女の想いは涙に染まり 少年の希いは胸を焦がす――浅野いにおが紡ぐ、青春の断章。
ついに完結!
海辺の町に暮らす平凡な中学生・小梅と、内向的な同級生・磯辺。
幾度も身体を重ねるうちに、小梅は次第に磯辺への想いを募らせる。
しかし、磯辺は泣きすがる小梅を突き放し、心を閉ざす――。
二人の心はすれ違ったまま、今、季節は夏を迎える。
コメント
うみべの女の子 2 (F×コミックス)
好きな女の子が嫌いなやつと笑っていた。
なんだか汚れてしまったような気分になる。
うみべの女の子 2 (F×コミックス)
哀憐の重圧は暖かかったのに、記憶が美化されずに生きたために存在が兄の思念体になってしまった。
諭しておきながら己を赦してやれなかったのは、それの重要性を一番よく知っていたからだ。
悔やみ続けているからだ。
そして愛があったから、なるべく傷付かないように傷付けられた。
許してやれた。
振り返らなかった。
際限なく共に過ごせなくても、記憶と心根は不変であると分かっていたからだ。
不可視で未知な葛藤を抱擁したまま、刹那的な快楽の終までの距離を測れないことは分かっているのに、それでしか得られない物があまりに大きすぎた。
手軽に欲求を消化出来る身体が便利なことは理解が易かったが、満たされることが無かった。
解が分かるのに、分からない振りをしていた。
愛より前に愛しさを手に入れるべきだった。
シーグラスのような些細な愛しさを集めてできたのが愛だって、失ってからじゃ気付くのが遅すぎた。
探しても見つからない愛しさ、所々の仕草の愛しさ、強い言葉と信念への愛しさ。
その起源を知ろうともしなかった己の愚鈍さが、好きだったあなたを殺してしまった。
うみべの女の子 2 (F×コミックス)
やっぱり浅野いにおはすごい!
ぷんぷんが長期連載しているので作者の完結した物語を読んだのは久しぶりだったがもう読んでる最中は映画を観ている感覚に陥った。
思春期のヒリヒリ感。
最高!
うみべの女の子 2 (F×コミックス)
青いなと言われるであろうこれらの感情を言葉の表現なく展開とキャラの表情で描いてるのはさすが浅野いにお作品と思いました。
磯辺くんのクソガキマインドは実にイイ。
自分が出せず取り繕いながらそれでもダラダラと生きている。
八つ当たりもすれば流されるままセックスもする、正義気取りでDQNを狩ったりもする。
クソみたいな世界を変えるためなのかそれとも兄の仇討ちか、どちらか定かではないけど彼の中でひとつの節目となっています。
その後気が向くまま歩きひとつの奇跡と出会う。
本当にメルアド交換したとか同じ学校目指すとかはどうでもよくて彼の中で人生の変化が起きた、それだけでなんだか救われた感じがして良かった。
女の人は小梅ちゃんに同情するだろうな。
惚れた男を探して台風の中歩きだす、泣きながら彼との別れを海に叫ぶ、あぁ可哀想そんだけ愛してるんだと見た人は思うだろう。
だけど彼女の行動をみると磯辺くんがセックス中に言った言葉以上の感想はでない。
磯辺くんは彼女に対してこれ以上振り回されるワケにはいかないと吐き捨てるけど、対等で居られないからこその言葉ではないか。
そのあとの泣きながら歩く磯辺くんの姿が色んなことを物語っている気がしました。
中学から高校にあがる最中の出来事。
通り過ぎればなんてことない過去なのか、それとも忘れことができない思い出なのか。
浅野先生も感情の切り売りが激しいぶん描きたいこと終わったらどうなるのか気になります。
うみべの女の子 2 (F×コミックス)
もう一度、読み直してみる巻 Vol.23
「素晴らしい世界」に続き、『うみべの女の子』も読み返して(読み直して)みました!
なんだか青春してるよなー。
この浅野いにお氏の主人公やヒロインの描写はマジで魅力あふれている。
小梅ちゃんの描写なんてほんと可愛いくなっていくんだよなー。