
◆世にも稀なる残念な男、三十路にして遅咲きの恋感涙の完結!
――嬉しくて涙が出ることもある◆一世一代の恋の行方イケメンエリートのくせに、「鈍感・受け身・器用貧乏」の三重苦がたたってどこかピントのずれた人生を送ってきた関根圭一郎(三十路)。
手芸屋の孫娘・サラに対して生まれて初めての恋心を自覚した関根だが、やることなすことうまくいかず、茫然自失の日々。
すれ違いが続いても、「迷惑だ」と言われても、諦めれない想い――。
涙腺崩壊必至の最終巻!
◆描きおろしマンガ「epilogue」収録。
ページ大幅増、大ボリュームで贈る「関根くんの恋」グランド・フィナーレ。


コメント
なんでもスマートにこなす関根くん。
無愛想で素っ気ないところも素敵です。
でも恋愛には不器用。
モテ過ぎるがゆえの、魅了された女たちが常に群がってくるがゆえの、常に受身の態勢が災いしているのです。
そんな関根くんが本当の恋をした。
好きと自覚するところから、迷走しまくる恋のアプローチまで、本当にジリジリします。
そこが良いですね。
やっぱり恋愛マンガの基本はすれ違いですよね。
サラちゃんと末永くお幸せに~と思う良い恋愛マンガでした。
んだけど、かなりやきもきさせられました。
「『鈍感、受け身、器用貧乏』のイケメンエリート」
という関根くんの紹介文がしっくりき過ぎて笑った。
モテ過ぎるがあまり自分の思考に追い付かない災難や、
なのに主張をしないせいで疑問は疑問のまま解決せず。
最後は気持ちをぶつけまくってくれて良かった。
よくわかるその気持ち。
だけどイケメンってところが憎たらしい。
だって、自分がされて嫌だった事出来ないよね。
好きな人に待ち伏せされたら嬉しいけど、好きでもない人に待ち伏せされたらキモいし、いつもと違う景色を見たら写真送りたいし、でもどーでもいい人に送られたら鬱陶しいし。
一晩の思い出でもいいからなんて軽い気持ちと同じにされたくないけど、そこまで切迫つまった気持ちにどう答えるとか、関根君が人間に近付いておかーさん嬉しいよ。
メガネ取って半裸で上目使いとかキャハー!
ってなりましたよ。
床もピカピカ、ピッカピカ。
お互いがグダグダとすれ違うからそろそろ疲れてきたなーと読者的に思っていたら、このラスト。
良かった良かったと思うと同時にやっぱズルイナーとも思ってしまった。
このグダグダ感と、ずるさを合わせて、関根くんの恋、なんだなあ。
楽しかった。