BEASTARS

ルイの必死の訴えを見て、裏市に草食獣たちが殺到した。
肉草入り乱れた暴動になりかけるも、’ビースター’ヤフヤの身を挺した行動で落ち着きを取り戻した群衆。
しかし、その群衆に紛れていたある特徴的な角を持つガゼルに目が留まり…? 動物版青春ヒューマンドラマ、完結。

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コメント

  1. user より:

    【あらすじ】
    動物版青春ヒューマンドラマ、完結。

    ルイの必死の訴えを見て、裏市に草食獣たちが殺到した。
    肉草入り乱れた暴動になりかけるも、?ビースター?ヤフヤの身を挺した行動で落ち着きを取り戻した群衆。
    しかし、その群衆に紛れていたある特徴的な角を持つガゼルに目が留まり…?

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    とても不思議な空気感の漫画でしたが、妙に引き込まれて、新巻が出るのが楽しみでした。

    まず、動物たちが人間のように暮らす世界というファンタジー感満載の設定なのに、テーマが「異獣種同士の共存」という、現代の人間社会がリアルに直面している問題(人種差別・ジェンダー)であり、そのギャップが良かったです。
    「え?この動物たち、人間よりも人間みたいなことしてない?」みたいな。

    そして、主人公のレゴシがこれまた人間臭くてすごく好きです。
    自分の生い立ちや、自分の恋愛観に葛藤しながら、時に極端な内容であっても、自分なりの答えと覚悟を持って生きる姿が印象的でした。
    私の友人にもすごく似た人がいます。
    最初はすごくとっつきにくいし頑固だけれど、ずっと付き合ってるとその人の思考の深みを感じられて面白いんですよね。

    異なる分子を排除したがるのは社会という仕組みの?本能?とも呼べる性質だと思うので、この問題は永遠に続くのだと思います。
    ただ、正義と悪で二分するのではなく、それぞれの立場に立って、時には譲り合いながら、少しずつ互いの隙間を埋めていければよいと思いました。

  2. ここで終わり!?

    連載中ずっと面白さが保たれていた分、終わりが急すぎて驚いた。
    この世界を題材にした短編は描き続けると公表されているのでそちらも読むつもりではいるが、これまでの物語の紡ぎ方(盛り上げ方)とそのスパンからすると、少し消化不良な終わり方に感じた。
  3. user より:

    面白かった。
    面白かったけど、なんとなく消化不良というか物足りないというか。
    そんなスッパリ世界が一変する訳ではないのだけれど……うーんうーん……。
  4. user より:

    一見ファンタジーに見えて、物凄い同時代性を持った作品だと思う。

    メロンとメロンの父親の、一体どちらが「邪悪」なのか。
    少なくとも作者は「父親みたいな奴こそが邪悪なんだ」って言いたげだけれど...僕も同意します。

    最後のページがね...。
    沁みます。
    ほんの少し世の中が変わったところで、「みんなと同じ幸福」を2人が手に入れることはまだ難しいんだろうけど、とにかくどうか幸せでいてくれよ、と願います。

    朝井リョウの『正欲』と併せて読むべき作品、とか言ってみる。
    両作はある意味、対になっている。
    「普通」であるように見えるけど実は双方向ではない愛(『正欲』)と、双方向だけど周りに認められ難い愛(『BEASTARS』)、みたいな。
    いずれにせよ本作は今の時代に読むべき作品だと思います。

    レゴシが世界を変えたと言っても劇的に変えたわけではなく、「一夜で全くもって変わったりはしないけど、確かに漸進していっている」という描き方をされていたのが良かった。

    綺麗事じゃなく、みんな愛する人と幸せであるために苦しんでいるし戦っているんだということがきちんと表現されていて良かった。

    名作。

  5. user より:

    最終巻にふさわしい。
    大団円。
    レゴシとハルの距離感がステキ。
    他人を受け入れ、理解し、愛することがどれほど難しいか、描ききったと思います。
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