
花鹿が背負う宿命「ラギネイ王国の第一王位継承者」という事実は、様々な影響を及ぼしていった…。
立人は、倣家総帥の座を捨て、花鹿と共に生きる選択をする。
だが、そこには想像を超えた生涯が立ちふさがる…。
一方、クインザは、ルマティ国王誕生に命を捧げる覚悟を決め、最後の賭けに出た!
そして、ついにラギネイ王国への帰還を果たしたルマティは、そのカリスマと行動力で、国民の心を掴んでいった…。
樹なつみの代表作「花咲ける青少年」に加筆修正し、当時の貴重な資料や短編・コミックス未収録の多数の番外編・樹先生はじめTVアニメ版スタッフ・キャストのインタビューなどと共に、「デジタル・リマスター版」として登場!


コメント
長編のシリーズでここまで綺麗に鮮やかに結末を迎えたことに脱帽。
ひとつは、話の方向性が全然わからないこと、アドホックに話が進み続けて話の全体像が見えてくるのは12巻中6、7巻あたりという。
連載ならまだしも、まとめて読むとけっこうつらい。
それからもう一つ、こっちの方が不満なのだけど、肝心の主人公に全く感情移入できないこと。
とりあえず後先考えない考え浅い系の小娘なのだけど、作中では誰もを魅了する少女ってことになっててなんか納得いかない。
ところで、90年代後半くらいから、少年マンガにおける勝利の方程式から「努力」(練習や修行)失われてだしたのだけど、そのかわり強さの証明として「血」というものが重視されるようになってきた。
主人公は実はあの強い誰それの息子で、だから強い、という説得力の付与の仕方。
この作品を読むと、そうした「血」による説明は、少年マンガよりずっと先に少女マンガがやっていたという事実に気付く。
実は少女マンガのやってたことを少年マンガが遅れて取り入れたということになるかもしれない。
そのあたりのジャンル間の相互の影響を分析するとおもしろそうだ。
実家に帰るたびになにか本が増えてる。
笑
『物語』!
て感じでした。
マンガの割に文字数が多い。
ので、読みごたえは抜群でした。
立人も、もちろん好きですが、ユージィンもすきです。
あの、いちばん大事なひとをいちばんにする感じが、たまらないです。
夫候補が皆カッコイイです。
ちなみにリーレン派です。
ユージィンも捨てがたいけど。
笑
だって止まらないんだもん!
ありえない!
って場面もありつつ(笑)、立人がかっこよすぎなので許せました。
樹さん、すごいなぁ。