一匹と九十九匹と

失意と疑惑と苦痛と迷い…一体僕達は何によって救われるのか?珠玉のオムニバスシリーズ第二集。
「人間はひとつの誤謬だ」工場で働く浜名のもとに現れた一人の美しい女性、栗本。
彼女との出会いですべての歯車が狂い始める…人間、この劇的なるものは一体何処へゆくのか?人間性の底をつく問題作『機械に対する憤怒 』を完全収録。
一切か無か、失せたる一匹の救いにすべてが賭けられる…異端者たちの叙事詩ここに終幕。

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コメント

  1. user より:

    最後の話は許されたとも言えるよな。

    もやもやだけが残りますので苦手そうなら読まない方がよいかと。

  2. user より:

    ぐ、ぐ、ぐろい………仄暗い雰囲気、閉鎖的な空間。

    作品全体を漂う空気感は好きだったがグロ耐性がないため心臓飛び出そうになった。
    絵が上手いからグロがよりリアル。
  3. user より:

    深くは無い。
    ただ、傷は深い。
    もし、『神様なんかいねぇよ、だって・・・』なんて考えの人がいたら是非読むべき。
  4. user より:

    まるで「リリィ・シュシュのすべて」を見た時のような読後感。

    うめざわしゅんの実力は再確認されたけど、個人的には氏にこのような路線を続けてもらいたくはないな。

  5. user より:

    私にとって、うめざわしゅんは今、一番読みたい漫画家。

    テーマは一貫して、人間や社会の不感症、同調圧力、“正義”観に対する違和感や気持ち悪さだと思うのだけれど、その表し方が毎回違う。

    1冊目の「ユートピアズ」はシニカルなユーモアにあふれ、2冊目の「一匹と九十九匹と」は「絶望とか言ってられるか」と言い捨てるような前向きさ、優しさが見える話が多かったと思う。

    で、3冊目。
    重い。
    表面的なウソや自己満足をがばっと引きはがされるのはいつものことだけれど、その結果が非情なまでに重い。
    これまでの短編中心の構成ではなく、6話完結でガッツリ読まされるから、より響く。
    しばらくは何度か手に取り、そのたびに考えさせられ、「あーあ」という一言とともに頭上を仰ぎ見ることになりそう。

    ああ、でもこのしばらく頭から離れない揺さぶりが、この人の作品を読ませたいと思う理由なんだよな。

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