GUNSLINGER GIRL アニメ化 原作漫画 2024.10.12 多くの犠牲の果て、ついに五共和国派との戦いに決着をつけた社会福祉公社。しかし戦いに傷ついた彼らを新たな陰謀が襲う――。生き残った者たちのエピソードを描く最終15巻。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
間違った形で生まれた少女たちと、それを生んだ大人と、与えられた環境の中で少女たちが罪深い方法で生きていても、未来を紡ぐ希望はあってどれだけ間違えても未来へ紡ぐ事こそが人が生きる理由なのだと思う。 いくら道を間違えても、いくら罪を背負っても、希望はいつでもあって、それを見出せば世界は捨てたものじゃないんだよ、という力技を読ませてもらいました。 相田先生、お疲れ様でした。
小さな幸せを手にして、銃を手に戦って逝った少女達。最終話のスペランツァの言葉に、義体たちの戦いが意味あるモノになったという光を感じました。イタリアが大好きなので、この国を扱った漫画が終了するのは寂しいですが、描き切った相田裕先生に大きな拍手を送りたいです!
この物語は、前提のテーマに「罪」を置いたのだろう、と思う。では罪とはいったい何なのだろうか。人類の歴史において、正義と言う名の罪ほど業の深いものはあるのか。罪業にいつか解放はあるのか。そういった疑問が、連なる群像劇の中で常に問われ続けてきたようにも思える。それが罪であったならば、罰はどのような形で下されるのか。落としどころは、どうしても悲しい。半ば確定されていた終わりの形が、鮮烈で、けれど、赦されるならばこうあって欲しい、という、願いに通じている。だから終わりは、善悪や倫理の問題でなく。これは、血を絞るような痛みの先に、想いを繋げるための物語だったのだろう。
コメント
著者の描いた綿密なストーリー展開はこちらの胸を締め付け、心を軽くしてくれた。
いくら道を間違えても、いくら罪を背負っても、希望はいつでもあって、それを見出せば世界は捨てたものじゃないんだよ、という力技を読ませてもらいました。
相田先生、お疲れ様でした。
最終話のスペランツァの言葉に、義体たちの戦いが意味あるモノになったという光を感じました。
イタリアが大好きなので、この国を扱った漫画が終了するのは寂しいですが、描き切った相田裕先生に大きな拍手を送りたいです!
では罪とはいったい何なのだろうか。
人類の歴史において、正義と言う名の罪ほど業の深いものはあるのか。
罪業にいつか解放はあるのか。
そういった疑問が、連なる群像劇の中で常に問われ続けてきたようにも思える。
それが罪であったならば、罰はどのような形で下されるのか。
落としどころは、どうしても悲しい。
半ば確定されていた終わりの形が、鮮烈で、けれど、赦されるならばこうあって欲しい、という、願いに通じている。
だから終わりは、善悪や倫理の問題でなく。
これは、血を絞るような痛みの先に、想いを繋げるための物語だったのだろう。
敷居は高いし、絵柄、設定で敬遠されることも多いだろうが、名作と言って良い。