GUNSLINGER GIRL アニメ化 原作漫画 2024.10.12 多くの犠牲の果て、ついに五共和国派との戦いに決着をつけた社会福祉公社。しかし戦いに傷ついた彼らを新たな陰謀が襲う――。生き残った者たちのエピソードを描く最終15巻。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
>その少女からは硝煙のにおいがした コロン臭い修道士と同じくらい最悪な組み合わせだ ひとり全巻読み返しキャンペーン、次はガンスリンガーガール。 洗脳されてサイボーグ兵士に改造された少女たちがテロリストと戦う全15巻。 兵器として、ただのモノとして扱おうとする担当官が、結局はそのように扱いきれず、苦悩しつつ共に生きようとするドラマ。 っていうと今読むとまんまヴァイオレットエヴァーガーデンですねコレ(こっちが先)。良くあるモチーフではある。 読み終わった直後だからというのもあるけどこれも余韻が大変良い。最終回で〇年後、っていうの大好きです。もちろんそれまでの積み重ねあってのものですが。 ラストの表紙がクラエスなのも良かった。
久々に全巻一気に読み返してみたので感想を。 「少女と銃」という如何にもな設定である本作だけど、ちょっと他の類似作とは一線を画していると思う。 ライトユーザーを置いてけぼりにしそうな「ヨーロッパテロの設定」や大人の男性と少女を一つのチームとして扱い銃撃戦を行う(しかも前線に立つのは少女)等派手な題材が多いが、その割に本作がやっていることは「少女の恋愛(情愛)物語」なのである。 (この手の作品に多い「ガンスミスキャッツ」のような銃火器大好き人間のこだわりが見えない点も珍しい?) もちろん短命である少女が物語の核であるため各登場人物の物語の着地点はハッピーエンドとはならないのだが、それぞれが綺麗なまとまりかたで幕を閉じるのが清々しかった。 難を言えば「二期生の意味はあったのか?」と「物語の主役と思われていたヘンリエッタの最後の扱いがちょっと…」の二点でしょうか。 (通して読むとトリエラ・クラエス・アンジェの三人が泣けた本作でした) 「恋愛もの」として老若男女多くの人に読んでほしい良作だと思います。
一巻からずっと追いかけてきた作品なので、終わるのはとてもさみしいのだけれど、丁寧なラストで良かった、という思いも強く。義体のそれぞれに、作者からの愛情を感じる最終巻ではないかと思います。 出遅れて特装版が手に入らなかったのだけれど、ほしかったなぁ(笑
この作品も長かったなァ。長く、濃い群像劇だった。青春群像劇、ではないけど、愛情群像劇って感じ。 not恋愛、but愛情。 サンドロ、ペトラ組が一番素敵だし、好きだった。彼らの話だけで、フィルムの切れかけた映画を観てるような清しさみたいなのがあった。 『瀕死の白鳥』は組曲『動物学的大幻想曲』の中の一片だけど、なんだか無性に聴きたくなってしまったので、いまCDを引っ張り出しています。
この物語は、前提のテーマに「罪」を置いたのだろう、と思う。では罪とはいったい何なのだろうか。人類の歴史において、正義と言う名の罪ほど業の深いものはあるのか。罪業にいつか解放はあるのか。そういった疑問が、連なる群像劇の中で常に問われ続けてきたようにも思える。それが罪であったならば、罰はどのような形で下されるのか。落としどころは、どうしても悲しい。半ば確定されていた終わりの形が、鮮烈で、けれど、赦されるならばこうあって欲しい、という、願いに通じている。だから終わりは、善悪や倫理の問題でなく。これは、血を絞るような痛みの先に、想いを繋げるための物語だったのだろう。
コメント
コロン臭い修道士と同じくらい最悪な組み合わせだ
ひとり全巻読み返しキャンペーン、次はガンスリンガーガール。
洗脳されてサイボーグ兵士に改造された少女たちがテロリストと戦う全15巻。
兵器として、ただのモノとして扱おうとする担当官が、結局はそのように扱いきれず、苦悩しつつ共に生きようとするドラマ。
っていうと今読むとまんまヴァイオレットエヴァーガーデンですねコレ(こっちが先)。
良くあるモチーフではある。
読み終わった直後だからというのもあるけどこれも余韻が大変良い。
最終回で〇年後、っていうの大好きです。
もちろんそれまでの積み重ねあってのものですが。
ラストの表紙がクラエスなのも良かった。
「少女と銃」という如何にもな設定である本作だけど、ちょっと他の類似作とは一線を画していると思う。
ライトユーザーを置いてけぼりにしそうな「ヨーロッパテロの設定」や大人の男性と少女を一つのチームとして扱い銃撃戦を行う(しかも前線に立つのは少女)等派手な題材が多いが、その割に本作がやっていることは「少女の恋愛(情愛)物語」なのである。
(この手の作品に多い「ガンスミスキャッツ」のような銃火器大好き人間のこだわりが見えない点も珍しい?)
もちろん短命である少女が物語の核であるため各登場人物の物語の着地点はハッピーエンドとはならないのだが、それぞれが綺麗なまとまりかたで幕を閉じるのが清々しかった。
難を言えば「二期生の意味はあったのか?」と「物語の主役と思われていたヘンリエッタの最後の扱いがちょっと…」の二点でしょうか。
(通して読むとトリエラ・クラエス・アンジェの三人が泣けた本作でした)
「恋愛もの」として老若男女多くの人に読んでほしい良作だと思います。
義体のそれぞれに、作者からの愛情を感じる最終巻ではないかと思います。
出遅れて特装版が手に入らなかったのだけれど、ほしかったなぁ(笑
長く、濃い群像劇だった。
青春群像劇、ではないけど、愛情群像劇って感じ。
not恋愛、but愛情。
サンドロ、ペトラ組が一番素敵だし、好きだった。
彼らの話だけで、フィルムの切れかけた映画を観てるような清しさみたいなのがあった。
『瀕死の白鳥』は組曲『動物学的大幻想曲』の中の一片だけど、なんだか無性に聴きたくなってしまったので、いまCDを引っ張り出しています。
では罪とはいったい何なのだろうか。
人類の歴史において、正義と言う名の罪ほど業の深いものはあるのか。
罪業にいつか解放はあるのか。
そういった疑問が、連なる群像劇の中で常に問われ続けてきたようにも思える。
それが罪であったならば、罰はどのような形で下されるのか。
落としどころは、どうしても悲しい。
半ば確定されていた終わりの形が、鮮烈で、けれど、赦されるならばこうあって欲しい、という、願いに通じている。
だから終わりは、善悪や倫理の問題でなく。
これは、血を絞るような痛みの先に、想いを繋げるための物語だったのだろう。