美代子阿佐ヶ谷気分

「美代子阿佐ヶ谷気分」「軍刀」「無頼の面影」「阿佐ヶ谷心中」「ピストル」「川」「静かなピンク」「落下傘」「恋愛」「キス」収録。
私は三十二歳の頃に分裂病を発病し、以来、十七年間まともな考え方が出来にくくなった。
今回の作品集は、分裂病以前の作品であるが、発芽の模様はすでにある。
――私はいつ死ぬか判らないが、漫画も小説も油絵も死ぬまで画く事になるかも知れない。
(安部慎一)

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コメント

  1. user より:
    美代子阿佐ヶ谷気分

    気だるく、痛々しく、切ない。
    でも凄く心地よくて、現在進行形の「どうしようもうない」感じがたまりません。
  2. user より:
    美代子阿佐ヶ谷気分

    安倍慎一は1950年生まれの漫画家。
    活躍していたのは、1970年代なので、随分と昔の話である。

    読む本を選ぶ方法はいくつかある。
    大きな書店で時間をかけて売り場をまわる、同じく図書館を時間をかけてまわる。
    書評から面白そうな本に目をつけておく。
    書店でそのまま買ったり、図書館でそのまま借りることもあるが、気になった本を記録しておくことも多い。
    記録に使うのは、Amazon。
    Amazonには「欲しいものリスト」を作れる機能があり、そこにリストアップしておく。
    記録用としても便利なのであるが、ある本を検索した時に、他の本をリコメンドする機能があり、この機能で推薦されたものを読むことも結構ある。

    この安倍慎一の本も、Amazonのリコメンドだ。
    つげ義春が好きで、つげ義春の本を検索していた時に推薦された。
    本の紹介が同時になされていて、それを読むかぎり、つげ義春のテイストに近い漫画家ではないかと判断して読んでみたものである。

    テイストは、異なる部分も、似ている部分もあったが、あまり救いようのない日常はモチーフとして、ある程度共通しているように感じた。

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