ポーの一族 秘密の花園

秘密の花園の章、完結。
新たな旅の始まり。
エドガーは目覚めたアランを連れてアーサーの館を離れ、アーサーはますます病重く死を迎えようとしていた。
そんなおり父と再婚相手との娘・セスが現れアーサーの看病をすることに…?アーサーの過去、パトリシアとの秘めた初恋の行方、そして目覚めたアラン。
全てが絡み合い運命が1つの結末をつむぐ。
「秘密の花園」の章、完結巻。

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コメント

  1. user より:

    何気に。

    「おじさん」と言われて憮然とし、「流行遅れ」と指摘されていそいそと最新流行のタイを新調するシルバーが、かわいいと思ってしまった…。

    (え、感想そこ!
     すみません……)

  2. user より:

    「ポーの一族」復活四作目にして初めて、以前のように何も考えず心から楽しんで読めたように思う。
    「春の夢」は40年ぶりの感激でアップアップしてただけ、「ユニコーン」は、「エドガーが現在に!
    」「ポーの村の秘密が!
    」と二大衝撃で撃沈、「秘密の花園1」は、「あれ?アランの話じゃないの?」という戸惑いが邪魔をし、とまあ、余計なことを考えすぎていたのだった。

    今回はさすがに落ち着いて、アーサー卿の物語をゆっくりと堪能した。
    あらためて言うのもナンだけど、ちょい役に至るまですべての人物に厚みと説得力があって、本当にすばらしい。
    ドラマティックだったりそうでなかったり、人生はそれぞれだけれど、登場人物の誰もがその人の生を生きている。
    セリフと絵で(多くの場合絵だけで)ここまでの表現ができるのかと、漫画の凄さをつくづくと感じる。

    ふと思ったのだが、エドガーがより老練な雰囲気をまとっているような気がする。
    彼は遙かな時を生きているのだから、当然老成しているわけだけど、かつてはその残酷さや優しさにもっと「少年っぽい」感じがあったような…。
    ワタシが年とったのでそう感じるだけかもしれないけど。

  3. user より:

    大好きな漫画家。
    もう少し掘り進めてほしかった。
    え、と思うような展開を期待してた。
    前に描いたお話の裏話みたいだから、これはこれでいいのでしょうけど。
    古くからのファンとしては、もっともっとと欲張ってしまう。

    『残酷な神が~』以降画風が変わったけど、アランは線の細いふわふわしたアランであってほしかった。
    性格はそのままで嬉しいけど。

  4. user より:

    実は、ついこの前知ったのであるが、「一度だけの大泉の話」の3人の主要登場人物の1人、増山法恵氏が6月に亡くなっていた。
    公になったのは10月7日である。
    彼女の死亡と、本書の内容との関係はないが、この作品に関して、私は知りたい一つの「秘密(謎)」がある。

    話は1889年に移る。
    Amazon紹介文より。

    エドガーは目覚めたアランを連れてアーサーの館を離れ、アーサーはますます病重く死を迎えようとしていた。
    そんなおり父と再婚相手との娘・セスが現れアーサーの看病をすることに・・・?
    アーサーの過去、パトリシアとの秘めた初恋の行方、そして目覚めたアラン。
    全てが絡み合い運命が1つの結末をつむぐ。

    「秘密の花園」の章、完結巻。

    前巻の感想で、明らかにしないといけない謎は3つあると書いた。
    以下は完全偏見に満ちた私的解釈です。

    (1)メリッサの幽霊?が囁いた「ひとつだけお願い」の意味はなんだったのか?
    →エドガーは明確に言わなかった。
    それでも、エドガーがわざわざ後見人にアーサーを推薦したという事は、そういう事なのだろう。
    そもそも、メリッサ(アーサーの死んだ母親)の存在をエドガーは、一切不思議に思っていない。
    幽霊という存在も、ポーの一族の亜流なのかもしれない。

    (2)アーサー卿は何故、誰によってポーの一族の仲間になるのか?
    →私は、エドガーがアーサー卿を仲間にしたのだとしたら、精神的な主従関係が出来てしまいおかしいと思っていた。
    ポーの村の村長(!
    )クロエまで呼んで準備したとは思わなかった。

    (3)語られていない時代を埋めるという理由以外に、この時になって新しい物語を作り始めたのは何故か?
    →去年の12月に前巻を読んだ時には、単に「直ぐにポーの一族を終わらせたくない」という理由だと勘繰っていた。
    「大泉の話」を読んだ後に思うのは、「秘密の花園」全体が、「大泉の話」を執筆し、刊行し、その反響の中で描かれたということである。
    もちろん、萩尾望都は、描き始める前に、全ての構想と台詞を決めていた筈だ。
    萩尾望都の性格上、大泉とこの作品がリンクしないと思う方がおかしい。
    全体の問題意識は、10月15日に記されたという萩尾望都の「前書き(表紙見返しにあり)」がそれだと思う。

    「‥‥アーサーが望んでいた愛は夢のように現れては消えていく。
    彼は人間として生きたいのか、エルフになりたいのか。
    己の罪、己の贖罪を告白し、アーサーは子供時代の無垢な花園に帰っていきます‥‥」
    私は、アーサーの運命が、「大泉の3人」の運命のように思えてならない。
    萩尾望都は、どの時点で増山氏の訃報を知ったのか、私は知りたい。
    というのは、この全2巻、構想はこの上ないほどにしっかりしていて、緻密で凄いのだけど、人物の線が時々不安定に感じられる。
    「大泉」の反響の中で、萩尾望都の精神的負担があったとも思えるし、訃報に接していたならば、また違った動揺があったとも思える。
    15日段階では、おそらく城マネージャーから確実に知らされていたはずだから、この「前書き」はそういう意味でも重要だとだと思うのです。
    まあ、私の妄想ですが‥‥。

    ミーハー的には、2000年段階でアーサー卿も、ファルカも、ブランカも未だ消滅していないのが確認された。
    オービンさえ出てきた。
    彼が一生をかけて書いた「はるかなる一族」という本は、ポーの一族を脅かすほどの影響を持っていないことも確認できた(そもそも100歳のオービンは、目の前にアーサー卿がいるのに気がついていない)。

    次はとうとう「本題」に移るのだろうか?
    今までで最速のレビュー(名目上の発行日の11月15日以前に記入)になった。

  5. 2巻

    昔とは絵柄が変わって儚さは半減してしまっていますが、エドガー達の冒険がまた見られて嬉しいです。
    これからも楽しみです。
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