森山中教習所

周囲の人や物事に無関心、無感動な青年、佐藤清高くん。
ひょんな事から、ロハで自動車教習所に通える事になる。
しかし、その教習所は未公認教習所だった。
教習をつうじて周りの少し危ない連中とふれあい、清高くんは変わっていくのか、いかないのか!

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コメント

  1. user より:

    ある夏休み、免許が取れる確証のない教習所に何となく通う事になった飄々とした主人公と、そこで共に過ごした同じく飄々とした人々との日々の話。

    朴訥とした絵で淡々と描かれる、何の緊張感もないが心の底に沈殿したものが少しだけ撹拌されてもわっと濁る様な作品。

    切なさも面白も確実に存在しているけどそのどちらにも振らずに、その夏休みのフラットな空気のみを描いていて、大きく感情が揺さぶられる様な事はないのだけど、作品との距離がその位なのがとても好み。

    実は何年もベッドサイドに積んであったんだけど今読んで良かった。
    買っといた俺えらい。

  2. user より:

    人に興味を示さない主人公が、ほんの少し変化してゆく話。

    人間に興味を持つことができない、世界になりつつあると思う。
    キャラクターが重要視される人間関係は、トピックしか重要でない。
    誰もがこの主人公のように、うわべを精一杯楽しむ、という方法でしか世の中を楽しめなくなっている世界から、じょじょに変化する姿は人に希望を与える。

    私がもっとも評価したい漫画の一つ。

  3. user より:

    映画から入って原作読んでみた。

    映画がすごく好きだったんだけど、忠実に映像化されてたんだなー。

    清高と轟の関係がなんともいえず良い。

    言葉を多く交わした訳ではない。
    お互いに生きててももう会うことはないかもしれない。

    それでも共有したものが温かく、自分にとってかけがえないものであれば、確かにその相手は「友達」なのだ。
    この二人のように。

  4. user より:

    スタンドバイミーとキッズリターンを足したり割ったり、朝倉世界一のユルさも混じりつつするが、夏の庭的に胸に迫るモノがあるので、夏の夜にオススメします。
  5. user より:

    これは是非、北野武に映画化して欲しいです。

    物凄く北野映画向きの作品だと思う。

    救いがないように進むのに、最後は救われるのがいい。

    キッズリターンを彷彿とさせる感じです。

    2020.7.7再読して改めてこれは北野武監督に映画化して欲しいと思った。

    スクリーンで見たい。

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