森山中教習所

周囲の人や物事に無関心、無感動な青年、佐藤清高くん。
ひょんな事から、ロハで自動車教習所に通える事になる。
しかし、その教習所は未公認教習所だった。
教習をつうじて周りの少し危ない連中とふれあい、清高くんは変わっていくのか、いかないのか!

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コメント

  1. user より:

     山と田んぼに囲まれた田舎の大学生・清高。
    田んぼの中の真っ暗な道を自転車で走っていたところ、いきなり車に轢かれてしまう。
    轢いたのは地元ヤクザの車、運転していたのは高校のときのもと同級生で中退・ヤクザ入りした轟木くん。
    奇跡的に無傷だった清高は、なしくずし的に、「森山中教習所」というフシギな教習所で、運転の練習をすることになる。

     どこまでもマイペースな清高と、一見物静かだが無表情に暴力を振るう一面を持つ轟木。
    さいしょはかみ合わない2人だが、ユルくてアバウトな教習所の面々と過ごすひと夏のうちに、奇妙な友情が育まれていく。

     ドタバタと愉快にすすむかと思えば、じょじょに影が忍びより、さっと嵐がきて、すっきり晴れる。
    巧みなストーリーテリングは連作短編小説の味わい。
    フリーハンドを多用した絵も味わい深い。
    この人のマンガもっと読みたい。

  2. user より:

    スタンドバイミーとキッズリターンを足したり割ったり、朝倉世界一のユルさも混じりつつするが、夏の庭的に胸に迫るモノがあるので、夏の夜にオススメします。
  3. user より:

    ある夏休み、免許が取れる確証のない教習所に何となく通う事になった飄々とした主人公と、そこで共に過ごした同じく飄々とした人々との日々の話。

    朴訥とした絵で淡々と描かれる、何の緊張感もないが心の底に沈殿したものが少しだけ撹拌されてもわっと濁る様な作品。

    切なさも面白も確実に存在しているけどそのどちらにも振らずに、その夏休みのフラットな空気のみを描いていて、大きく感情が揺さぶられる様な事はないのだけど、作品との距離がその位なのがとても好み。

    実は何年もベッドサイドに積んであったんだけど今読んで良かった。
    買っといた俺えらい。

  4. user より:

    ノスタルジーな雰囲気は絵柄ととても合っていてよかったが、話の流れがあんまり入ってこなかった。
  5. user より:

    最近、生まれてくる我が子の名前を考え出したためか、登場人物の名前が気になって仕方ない。
    この作品の「清高」もわりといいな。
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