
周囲の人や物事に無関心、無感動な青年、佐藤清高くん。
ひょんな事から、ロハで自動車教習所に通える事になる。
しかし、その教習所は未公認教習所だった。
教習をつうじて周りの少し危ない連中とふれあい、清高くんは変わっていくのか、いかないのか!
映画化 原作漫画
周囲の人や物事に無関心、無感動な青年、佐藤清高くん。
ひょんな事から、ロハで自動車教習所に通える事になる。
しかし、その教習所は未公認教習所だった。
教習をつうじて周りの少し危ない連中とふれあい、清高くんは変わっていくのか、いかないのか!
コメント
朴訥とした絵で淡々と描かれる、何の緊張感もないが心の底に沈殿したものが少しだけ撹拌されてもわっと濁る様な作品。
切なさも面白も確実に存在しているけどそのどちらにも振らずに、その夏休みのフラットな空気のみを描いていて、大きく感情が揺さぶられる様な事はないのだけど、作品との距離がその位なのがとても好み。
実は何年もベッドサイドに積んであったんだけど今読んで良かった。
買っといた俺えらい。
大学でゆるゆると学生生活を送る清高と、高校を中退してヤクザになった轟木。
夏の描写も相まって、ユルさに突っ込みつつも切ないです。
もうたぶん一生会えない、大切な友達と過ごした時間を閉じ込めていて、さらっと読めるのに静かな余韻の残る作品。
映画化が楽しみです。
映画がすごく好きだったんだけど、忠実に映像化されてたんだなー。
清高と轟の関係がなんともいえず良い。
言葉を多く交わした訳ではない。
お互いに生きててももう会うことはないかもしれない。
それでも共有したものが温かく、自分にとってかけがえないものであれば、確かにその相手は「友達」なのだ。
この二人のように。
まっすぐであたたかくて、でもそれだけではなくて。
みんな何かを抱えていて。
ひとりひとりの人間がもつ間まできちんと描いていて。
もう戻れないけれど大切な夏。
もう会えない大切な人。
そういうこと、少し思いだした。
この作品の「清高」もわりといいな。