しろいくも

ただのペットボトルを「ばあさんの水筒」と呼ぶおじいちゃん。
他人にとってはどうでもいい物でも、おじいちゃんにとっては、死んだおばあちゃんとの思い出がつまった大切な品物だ。
おばあちゃんがかわいがった老犬シロもまた、かけがえのない存在。
ペットボトルは踏まれてしまったけど、おじいちゃんはそれに怒ることもなく、シロと散歩に出かける。
逝ってしまったおばあさんが残した、たったひとつのもの。
それを慈しむおじいさんと犬の静かな時間…。
収録作品:「むかしむかし」/マタ今度ネ/こあくまとよる/骨董屋さくら堂/しろいくも/ヒミズの丘/夢の国/ぶどう摘み/おウチに帰ろう/はなのはなし/花の咲く道/たまごの水/ホッピーズベア/「在るところへ」

レビューを見る

購入・お申し込みはこちら

コメント

  1. user より:

    1作あたり20ページほどの短い話が沢山詰まったコミックです。

    主タイトルにもなっている「しろいくも」はとても感動する話なのです。

    漫画で泣いてしまいました。

    とってもオススメ!

    絵自体もあったかくてステキです。

    著者の伝えたい言葉・温度が
    何とも言えない気持ちにさせられます。

  2. user より:

    この人にしか描けない線とはなし。

    全てを包み込むような線と思いきや、
    思わぬところで毒をつきつけられたりする。

    このひとの描くものを全部読んでみたい

  3. user より:

    あたたかくやさしく、
    時に残酷な悲しさを、
    それでも最後に残してくれるやわらかな感情。

    14篇から成る短編集ですが、
    この1冊でひとつの世界を作り上げている気がします。

    大切なものの為に目指していたもの、
    いつかその理由を忘れ、目的が摩り替わったとき。

    「ヒミズの丘」が大好きです。

  4. user より:

    ちいさな短編がいっぱいあつまった一冊。

    いくつかものっそい好きな話がありました…

    ちょっぴり泣いた

  5. user より:

    未レビュー消化。
    不思議な絵本のような作品で始まる岩岡先生の短篇集。
    全作品岩岡先生のポワッとした画から急にするどい演出が飛び込んできて物語に惹き込まれっぱなしでした。
    とくに表題作の「しろいくも」は犬のシロのモノローグやコマの間に挟まるお婆さんの感情、おじいさんの表情などおもわず涙が零れてしまう演出の連続でした。

     全体を通してとてもキレイな作品たちです。

タイトルとURLをコピーしました