上京ものがたり

田舎から出てきた女の子が東京で暮らしていくために、同棲したり水商売を始めたりと、何とかギリギリ暮らしていくが、最後には好きな絵の仕事で認められ、作家としてデビューしていくまでを描く、感動ものがたり。
●本巻の特徴/憧れを胸に上京した女の子を待ち受けるのは、厳しく、切なく、時に厳しい現実。
名作「ぼくんち」から5年、等身大の幸せを描いた新作がオールカラー単行本で登場!

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コメント

  1. user より:

    図書館本

    共感できるところとできないところの差がすごい

    働かない男の人と一緒にいる感覚がわからない
    それなら1人でいた方がいい
    どんなに寂しくても、マイナスになる男といるより一人の方がいいと昔から決めていた

    表現者として、色んな人を笑顔にできる仕事をしてることは素敵だと思います!

  2. user より:

    「毎日かあさん」シリーズ以外で読んだ初めての本です。
    西原さんが上京してからの心模様が描かれていて、いろいろな事があったんだなぁ、と思いました。
    こうして自分の事を漫画にするということは、彼女が自分を見つめなおし、前に進んでいく力になっているのではないかなぁ。
    楽しい思い出ばかりではないかもしれないけれど、彼女はそれを否定することなく受け止めていて、それが彼女を成長させている気がします。
    (勝手なこといって、西原さんすいません。
    )自分の力で生きて、仕事を探し、少しずつ認められていく。
    頑張ったんだなぁ。
  3. user より:

    白サイバラが堪能できる一冊。

    「はれた日は学校を休んで」に通じるところがある。

    サイバラ作品は読後感がすごくいいと思う。

    「また明日から頑張ろう」って思えたり、とにかく前向きな気持ちになれる。
    センチメンタル。

  4. user より:

    西原理恵子「ものがたり」三部作の最初に当たる作品です。
    主人公の女の子が上京しなりふりかまわずに生きていく様子を描いた物語です。
    ミニスカパブの「おねいちゃん」から徐々に自分の夢を生きる姿に励まされます。

    久しぶりに読み返してみました。
    本書は西原理恵子が大学生活を送るために上京し、なりふりかまわなかった日々を振り返ったエッセイ漫画です。
    ここに描かれているのは華やかなキャンパスライフからは程遠いもので、歌舞伎町のミニスカパブの「おねいちゃん」として生活費を稼ぐ日々や働かずに彼女の家に転がり込んできた男との同棲生活。
    そして、駆け出しの「イラストレーター」として営業として売り込みの毎日…。

    主人公いわく「生きるって、なさけねぇなぁ」と自身があげたフライドチキンを猫がかじっている姿の中に見つめていたり、ミニスカパブでの客や他のおねいちゃんとのやり取りに理不尽さを受け止めながら、東京にしがみついていく彼女の姿が、当時上京してきたときの自分とオーバーラップしたりしながらページを読み進めておりました。

    すべてが見所といってもいいのですが、僕が印象に残っているのはミニスカパブのバイト中に酔っ払った客が彼女に心ない言葉を投げつけるところで、彼女はそうした「しんどい言葉」を本心とは真逆の感情である笑顔で受け流す努力を続けるうちに、夜、自分の部屋で寝ているうちに顔面麻痺になってしまうところで、それを彼女の店の店長に言うと、彼は大声で
    「バカヤロー。
    だから高い時給がもらえんだ」
    と、大声で言い放つ場面で、それで彼女は
    「あ。
    そうか」
    と納得するのです。

    伊集院静先生が自身の著作の中で確か『大人になるには、理不尽と遭遇することだ』というようなことを申していたかと思いますが、その言葉を連想しました。
    僕も実はこういう席のおねいちゃんにこのエピソードをかいつまんで話したことがあって、そのときに彼女は職業的良心かはたまた本心なのかは今となっては知る由もありませんが
    「あ、それわかるー」
    といっていたことも同じく思い出しました。

    やがて彼女の絵が売れるようになり、絵で食べていけるようになったときに、読者の一人からこんな手紙をもらいます。

    『毎日しごとがしんどくて、上司ともうまくいかなくて
    家に帰っても、こころが苦しくて
    ねむれなくて
    そんな時にいつもあなたの本を読みます。

    あははと笑って
    いらいらしてた自分がもうどーでもよくなって
    それでぐっすり眠れます。

    他のインタビューで、筆者が一番うれしかったと語っていた手紙です。
    どんなことを描いても最後はここに立ち戻ってくる。
    叙情系サイバラ漫画の好きな作品のひとつです。

  5. user より:

    ■「はれた日は学校をやすんで」を思い出す。
    少女マンガだよねぇ。
    ■男だしね。
    地元を離れて東京へという経験がないもので、糸が切れた凧のようにどこへたどりつくのか分からない不安さや自由さというのは想像しても実感はない。
    それでもあえて書く。
    ■お店に出て、男と暮らして、猫を拾って。
    似たような暮らしをしている女性は少なくないかもしれない。
    不平不満や悪口をぶつけているかもしれない。
    ぶつけられずに抱え込んでいるかもしれない。
    「…彼女は成功したから特別…」なのかもしれない。
    そんな女の子たちがこれを読んでぐっすり眠れればいいねぇ。
    ■男性には特に薦めませんが、女性にも幅広くは薦めません。
    わかる人だけ読んでくれぃ
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