女の子ものがたり

とある田舎町に、ひとりの女の子が引っ越してきた。
女の子は、ふたりの女の子に出会い、そして三人の物語が始まる…。
女の子たちが大人になっていくまでを●児期から描いた、おかしくもせつないサイバラ・ワールドの傑作!
●本巻の特徴/登場人物が1話ごとに1歳ずつ加齢されていく、前代未聞の新形式ストーリーまんが。
オールカラー単行本で登場!

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コメント

  1. user より:
    女の子ものがたり

    コミックを読むことは、とても内的なことで、偽物の想い出を捜す行為に似ている。
    偽りの記憶を共有する誰かを捜すために、私はきっとウェブで文章を書き連ねているのだろう。
    広い荒野のなかで私を見つけてくれた人間が私を理解するたったひとりであることを、期待しながら。
    この「ものがたり三部作」は、そんな私の偽りの想い出がぎっしり詰まっている。
    私は中流のごく普通の家に育ち、貧乏したこともなく、ダメ男にひっかかったこともなく、至極まっとうに微々たる日銭を稼ぎ、ものがたりにふさわしくない人生を歩んでいる。
    その一方で成功と退廃に恋焦がれ、昇る野望と堕ちる夢を見て、偽りの想い出に泣くのだ。
  2. user より:
    女の子ものがたり

    2016.4.9 図書館
    読んでてちょっとつらい。

    ごく普通の家庭に育ったから共感できない部分もあったけど、女の子の裏の気持ちを…自分で隠してる…もしくは気づいてすらいない気持ちをパッと文字にして書いていたりして、ぐさっとくる。

  3. user より:
    女の子ものがたり

    だんだん西原理恵子が好きになってきてしまった。
    この絵本(漫画というより絵本と言った方がしっくりくる気がする)を最後まで読み、パタンと閉じた瞬間に、自分の中で何か小さな綺麗な音がして、新しい道を歩きだしたような気がした。
    過去を消化して未来へ向かって歩きだせる感じ?かな。
    友人に借りた本。
  4. user より:
    女の子ものがたり

    西原理恵子『ものがたり』3部作の2弾目に当たります。
    『上京ものがたり』の主人公の少女時代を描いた本書では経済的にも学力的にも恵まれない3人の女の子の友情物語が描かれております。
    琴線に触れました。

    『ものがたり』3部作の第2弾になります。
    しかし、時系列からすると、これが一番先頭に来ます。
    『上京ものがたり』の女の子が地元でどのような生活を送ってきたのか。
    それが綴られます。
    そこは山と海がある。
    というかそれしかない田舎町で経済的にも学力的にも恵まれているとはいいがたい3人の女の子がそれぞれの運命をたどる、というものです。

    相当に自伝的な内容を多く含んでいるので、モデルとなった子がきっといるのでしょう。
    田舎の中高生のやることはどこも変わらないなぁとただ、それが男か女かによってその後の運命が違ってくるなぁということを読みながら思っていました。

    ただし僕は不良とも付き合ったことがないし、彼らがたまっているようなところにも行ったことがないので実際のところはよくわかりませんが、古い記憶を掘り起こしながら考えてみて、少なくとも性に関するところは似たような話を聞いたことがあったなぁと思いながらページをめくっていました。

    中盤あたりでそれぞれの運命が分かれ始め、仲良しだった3人が徐々に離れ離れになっていく場面になってくると、自分にも似たような経験があって、それを思い出してしまいました。

    個人的には気になった女性にこの作品を読ませて、この世界に共感をもった方と本格的にお付き合いをしようかという一種の『リトマス紙』的な位置づけをしております。

  5. user より:
    女の子ものがたり

    この世界を何だか知っていると、とても弱った時に読んで泣きながら思いました。
    つらくて読み返す勇気がないのですが、貧困層で、家が何だかもめていて‥小さな女の子だった時の視点を、詩のように描けるのがすごいなと感じました。
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