海獣の子供

洞窟の奥で、「空」とも思える影と邂逅を果たした琉花。
その後現れた「海」は、琉花が飲み込んだ「隕石」を自ら引き受け、琉花を海上へと導く。
そこで始まったのは――「本番」。
ジムやアングラードが、海や空が、全ての生き物が、地球と宇宙が待ち望んだ、「本番」。
その圧倒的な光景を、琉花はひとり目撃する……。
漫画家のみならず各回著名人がこぞって激賞、漫画家協会賞やメディア芸術祭など数々の栄誉にも輝いた、五十嵐大介初長編連載にして最長連載作品、ついに完結!

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コメント

  1. user より:
    海獣の子供 (5) (IKKI COMIX)

    前巻から3年のブランクを経て完結。
    ここまでの話をすっかり忘れてしまったけど、それはもうどうでもいい。
    みんながみんな訳知り顔で自然を語り、なにかそれっぽい事象が起きるだけでそれ以上はない。
    葛藤も軋轢もなく、自然礼賛だけが無条件に正とされるというのはしんどい。
  2. user より:
    海獣の子供 (5) (IKKI COMIX)

    考えるな、感じろ…といわんばかりの迫力で描かれた誕生祭本番でした。
    色と音が加わったらどれほどの迫力でしょうか。
    アニメ映画版を見たくなりました。
  3. user より:
    海獣の子供 (5) (IKKI COMIX)

    祭は始まる

    【内容】
    ついに「それ」は始まる。

    特等席にいられたのは琉花ひとり。

    そして「海」は「宇宙」になった。

    【感想】
    こういう感じの話だろうと期待し、そういう内容になった。

    その意味では予定調和とも言えるのだけれど、でも圧倒された。

    ひとつは絵の力。

    そして世界と物語の豊穣さ。

    結論めいた描かれ方はしなかったのでひと安心。

    これで何度も再読できるかもしれません。

    (2013年01月13日読了)

    簡単なリスト

    【アヅミ・マサアキ】琉花の父。
    今は別居中。
    水族館員。

    【アングラード】若い学者。
    一見女性のようだが男性。
    彼の考えではアングラードも琉花ももしかしたら間違って人間の世界に生まれてきたのかもしれない。
    お守りにいわくありげなオルゴール。
    《僕はただ、特等席で最後まで見届けたいだけだから。
    》(3巻)。
    《僕はごらんの通りおしゃべりだけど、言葉のない世界を持っている。
    》(4巻p.320)
    【隕石】海と空は「ヒトダマ」と呼んでいる。
    海の生物になんらかの影響を与える。
    ある夜落ちてきた隕石は空が回収し、琉花が受け継いだ。

    【海】東京湾で琉花と出会った少年。
    空とともにジュゴンに育てられたらしい。
    空を飛ぶように泳ぐ。
    皮膚が乾燥に弱い。

    【海の幽霊】琉花がかつて水槽で見たことがあり、海や空が追っているなにか。

    【江ノ倉水族館】琉花の父やジムがいる水族館。
    母もかつてここで働いていた。

    【女】女の体は彼岸からこっち岸へ生命をひっぱり出す通路なんだから。
    (byデデ 4巻p.85)
    【海獣の子供】世界で時折発見される。
    ジュゴン(と決まってるのかどうかは不明だが)に育てられる。
    どこから来たのか不明。
    最後は消えてしまうようだ。

    【加奈子】琉花の母。
    美人らしい。
    元水族館員。
    実家は九浦の海女の家系。
    「世界を割合の通りに見てるだけなのに、どうやら他の人たちは違うらしい・・・」(4巻p.88)
    【死】人間だけが「死」までの区切られた時空に閉じ込められている。
    (by空 4巻p.299)
    【ジム・キューザック】タトゥーがステキな爺さん。
    海と空の保護者。
    科学者。
    「星のうた」の意味を知りたくて世界をめぐっている。
    人間という種族の科学者として、言葉を使う者として、海・空を研究している。
    《ジムってどっか閉じてんのよね》(by水族館員 2巻)
    【空】海とともにジュゴンに育てられたらしい。
    ちょっと皮肉っぽい。
    自分たちのことを知りたいと思っている。
    できれば生き続けたいと考えているフシがある。
    海のことが一番大事。

    【台風】精霊の船。
    なんでも運ぶ。

    【デデ】海・空を「発見」した婆さん。
    当時はゴンドワナを研究していた。
    ジムいわく「医師にして呪術師、占い師にして航海士」。
    本人いわく「海のなんでも屋」。
    夫は偉大な数学者であるグレゴリ博士(グリーシャ)。
    少年の頃彼女に出会ったアングラードはけっこうな影響を受けたのではないかと思われる。
    個人的にはわりと近い考え方の人なので共感できる。

    【特別】今わたしたちのまわりにある全ての存在は、世界が生まれたときからきっかり同じだけの時間を経てここにある。
    /みんな対等だと思うけどね。
    (byデデ 3巻204p.)
    【ビーナス】と呼ばれているかどうかは不明だが、女性の姿のような模様のある巨大なザトウクジラ。
    なにかを見透かしているようだ。

    【見る】見た事でこっちのチャンネルが変わる事もあるかもしれない。
    (byジム 1巻301頁)
    【琉花】主人公。
    運動能力は高いが気が強くて乱暴で無愛想。
    かつて水族館の大水槽で幽霊を見たことがある。
    なぜか海や空とのシンクロ率が高い。
    《お前だけだ。
    何も役割が決まっていないのは》(by空 2巻)

  4. user より:
    海獣の子供 (5) (IKKI COMIX)

    1~5巻で完結、全部よみました。

    人間と海の関わり。

    美しく巨大で謎に満ちた神秘の世界。

    画の表現力がすごい。

    白黒で限られたコマ割りスペースなのに、
    海の大きさ、静けさをイメージさせるスケール感がある。

    やっぱり自然ってすごいよな、って思わせられました。

  5. user より:
    海獣の子供 (5) (IKKI COMIX)

    最終巻だけなかなか入手出来んかったから、思わず古書店で立ち読み。
    殆ど絵ばかりで展開するシーンも多く、流し読みだとすぐだった。
    絵は素敵だけど、内容は何だかよくわからず。
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