
星の子学園――親と離れて生きざるを得ない子供たち。
親への思慕。
親への反発。
新たな親の出現。
その中で成長していく彼らの姿を、園の片隅で見つめてきたポンコツサニーだったが、やがて「別れ」の季節がやってきた。
渾身作、堂々完結!
実写化 原作漫画
星の子学園――親と離れて生きざるを得ない子供たち。
親への思慕。
親への反発。
新たな親の出現。
その中で成長していく彼らの姿を、園の片隅で見つめてきたポンコツサニーだったが、やがて「別れ」の季節がやってきた。
渾身作、堂々完結!
コメント
松本大洋ではこの本がダントツで好き
多分初めて
泣けたのは、映画『愛を読むひと』の
教会のシーン以来かな
春男がサニーに乗って
「オレら、どこへかって好きなとこ
行けんで!
」
ってとこ。
感極まった。
日本漫画の最高傑作だと思う
今、この瞬間、この国、そして世界中のあらゆる場所で、現実に営まれている子供たちの生活を切り取った漫画なのだなと感じました。
彼らの悲しみや親たちの身勝手等を、大袈裟にクローズアップすることなく、まるきり当たり前のことのように、日常だけが淡々と綴られている。
これは、ただの作り話ではなく、この世界の話として描かれているからなのだと思います。
けれど、だからこそ…、現実に存在する、解決のできない悲劇だということがはっきりとしているからこそ、その悲しみが胸に迫ります。
まだ小さな子供であろうと、学校に入っていようと、大人として自立してからでも、その寂しさが彼らの人生にとって、あまりにも大きく、誰がどうしたって埋めようがない、という点では変わらない。
それぞれがそれぞれに、どうにかして、親がいない生活を送っている。
平気なふりをしながら…、弱音を吐きながら…、周囲に当たり散らしながら…、親を心の中で「抹殺」してやりながら…。
でも、だからって、どうすることができるでしょう? 誰も、はるおの両親を「親らしく」することも、じゅんの母親の病気を治すことも、めぐむの両親を生き返らせることも、できない。
子供自身にはなんの罪もないのに…、それでも、そういった子供たちは、そうやって生きていくしかないのでしょう。
そういう子供が、今この世界にどれほどたくさんいることでしょう…。
本当に、足立さんのような人は立派だと思います。
ああいう風に、自分と血の繋がりのない子供たちを、真摯に心配し、育てることのできる人は、この世におけるどんな仕事をする人よりも偉大なのではないかと思います。
漫画で、頭が痛くなるくらい泣いたのはちょっと久しぶりです。
面白い、というか…、すごい漫画だと思います。
このリアリティは、本当にすごい。
読めて良かったです。
完結巻
でも、親から結果的に捨てたられた状態にある子供たちの力強さや未来を感じる
ストーリーになってて安心しました。
もちろん、この作者の絵はこの巻も素晴らしいです。
作者の松本大洋さんが小学校時代養護施設で育った体験をもとに描かれた作品と聞き、余計に子どもたちの心情が切なくて、涙が止まらなかった。
最後に作松本大洋 冬野さほ
と書いてあり、冬野さほってだれ?と調べたら奥様も漫画家で松本大洋さんのアシスタントを勤めたりもしているそうです。