
昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。
毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。
A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやりB国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい―――そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!
「町でうわさの天狗の子」の岩本ナオが292Pのボリュームで贈る、おとぎ嫁婿ものがたり。
映画化 原作漫画
昔々、隣り合う仲の悪い国がありました。
毎日毎日、つまらないことでいがみ合い、とうとう犬のうんこの片づけの件で戦争になってしまい慌てて仲裁に入った神様は2つの国の族長に言いました。
A国は国で一番美しい娘をB国に嫁にやりB国は国で一番賢い若者をA国に婿にやりなさい―――そんな中、A国の姫・サーラはB国の青年と偶然出会い…!
「町でうわさの天狗の子」の岩本ナオが292Pのボリュームで贈る、おとぎ嫁婿ものがたり。
コメント
ナランバヤルさんのあっし口調がとても好きです。
あとライララさんとかずるいキャラばかり…。
というわけでどうぞお嬢さん
ほんわかして、優しい人に触れたくなる漫画。
ナランバヤルのお父さんのセリフ。
この辺Web広告で見て読んでみたいと思ったのだった。
「結婚して他人と家族になるということは、夢物語ではない
我慢することや悲しいことは、波みたいに押し寄せてきて
最初に感じた愛や恋は、月日と共にどんどんすり減って、違う何かに変わっていく
だから君は、その時の美しさよりも、一瞬の楽しさよりも
自分の親兄弟と同じか、それ以上に自分を大切にしてくれる人を探しなさい」
神様はそんな両国を憂い、A国はいちばん美しい娘をB国に嫁がせ、B国はいちばん賢い青年をA国に婿にやるようお告げを下します。
A国の王女サーラとB国の技術師ナランバヤルはそんな最中で偶然出会います。
ふんわりした御伽噺のようで、スリリングな展開があり、笑いあり、胸熱ロマンスありで、とても充実した濃い物語でした。
サーラが美少女ではなく、ナランバヤルがイケメンでないのがむしろこの物語にはピッタリで、とてもピュアで好感が持てます。
アニメ版も見てみたいですね。
いろんな愛が紡がれていく過程と、そこから生まれた愛が後世へ受け継がれていく回想。
大団円を迎える、まさに物語らしい温度感ある作品でした。
謙虚さと気品をもったサーラと陽気さと叡智をもったナランバヤルから、容姿ではなく内側にある魅力の尊さについて改めて考えさせられました。