
旧作のラストに直結する新エピソード開幕!
40年ぶりの新作発表で話題となった『ポーの一族 春の夢』の続刊。
旧作のラストエピソード「エディス」で炎にのまれたアランとその後のエドガーそしてバンパネラ一族の運命が紡がれる衝撃の新エピソードです。
ドラマ化 原作漫画
旧作のラストに直結する新エピソード開幕!
40年ぶりの新作発表で話題となった『ポーの一族 春の夢』の続刊。
旧作のラストエピソード「エディス」で炎にのまれたアランとその後のエドガーそしてバンパネラ一族の運命が紡がれる衝撃の新エピソードです。
コメント
何十年という時を超え、描き綴られた萩尾望都の剛腕に唸る。
終わったはずの物語を納得のいく形で動き出させることができるのは、作者のみの特権で、それを描く胆力があるのに驚嘆。
予想通り、この(1)には、予想以上のことは幾つしかなかった。
もちろん、バリーという新キャラについてはまるきり予測できなかった。
しかし、彼は「解」を導くための補助線みたいなものだ。
最大の予想外は、アランが生きているかもしれないということだ。
悲しいけれど、これでシリーズが終わるだろう、という私の予想は変わらない。
これからのことを、大胆に予想してもいいけど、それは自分の胸に秘めておく方が粋というものかもしれない。
「VOL1わたしに触れるな」は、過去作品のようにコマ枠を破って人や言葉や夢や時が溢れ出ていた初期の萩尾望都から比べると、まるできちんとし過ぎた舞台劇みたいで気に入らない読者が出てくるのは、ましてや顔つきもかなり昔と違うし、当たり前だと思う。
けれども、このきちっとした構想を背景にしたセリフのひとつひとつは、やはり初期の萩尾望都の特徴でもあるのだ。
1巻目を最後まで読んで、もう一度VOL1を読み返すと、あら不思議、8割方意味がわかるだろう。
わからないところが、次巻の核心部分だとも予想できるだろう。
次巻が楽しみだ。
近年の世界
エディスの後の話が読めるのは嬉しいですが、ストーリーは単調で絵柄も昔の繊細さ、美しさ、華やかさ、夢夢しさが無くなってしまっていて残念です。
そしてこの1冊の中のストーリーの重厚さ、作画の丁寧さはありがたい限り。
新連載では、アランやエドガーの、少年のまま時が止まっていることがもたらす異様さは勿論だが、吸血鬼としての特殊性も全面に押し出されてこれがまた面白いのだ。