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大ヒット作最新刊とある事件の取り調べを通じて、整と知り合った大隣署の刑事・池本。
ある日妻子と実家に向かう途中、土砂崩れでトンネルに閉じ込められる。
そこには複数の男女が取り残されていて…池本が謎に迫る一方、トンネル事故のニュースをTVで見た整は…?TVドラマ化&映画化でも話題を呼んだ、大人気作待望の最新刊!
月刊フラワーズ(毎月28日頃発売)にて絶賛連載中!
実写化 原作漫画
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コメント
池本刑事の想像上のイマジナリー整くんが活躍するという「その設定本当に必要?」という気がする異色作。
後半はライカさんが登場。
天達教授の過去がらみのエピソードになりそう。
大きく離しが動きそうな気配。
池本刑事の思い浮かべる久能くんは再現度が高過ぎてちょっとチート気味。
けれど例えば「年を取るとその人の本質が出てくる」という説に対する(想像上の)久能の台詞、
「もしそういう性格を自覚して」「直したい 押えたいと思ってきたんなら」「努力してそうしてたんなら」「そう思う そっちの方が」「その人の本質なんだと 僕は思います」
なんかは格好良い。
久能がそうやって、日常のすれ違いや飛びつきがちな言説の前で立ち止まって考える癖を、周りの登場人物に与えているのだとしたら、それも作品の主題のひとつなのかもしれないと思う。
antってほんとなんなんだ。
あと、鳴子氏に近づく我路とか、鳴子氏が天達先生の奥さんの弟とか新情報が色々。
ややこしすぎてよくわからなくなってきた。
というより、役割が想定されていない場面でうまく振る舞うのが苦手だ。
イベントの売り子で大きな声を出したり、お客さんに話しかけたりするのは全然行けるし。
仕事で会う人と仕事の話をする時にはむしろ饒舌になるし。
馴染みのコーヒー屋さんでコーヒーの話をするのは大好きだし。
役割を演じる、もしくはペルソナを被る、というのは素の自分に一枚の膜を張る作業なのだろう。
その人らしく振る舞うと言動だけでなく考え方までなぞれるようになる、なんてことも少しはあるのかもしれない。
******
14巻のメインストーリーはベロで上唇をなめる仕草がトレードマークの池本刑事が主役である。
整くんはといえば、レンくんに引っ張られて謎の?人間チェス?の駒になっている(これも何かに絡んでくるのかもしれない)。
池本が巻き込まれたのは大きなトンネル事故。
家族(ゴミ袋買ってこようか?で泣いた奥さん、強くなってるんだなあ。
キリト君の名付けエピソード見ると奥さんもオモロイ人だ)をすんでのところで外に出し、トンネル内に戻るも入り口が崩れて閉じ込められてしまったその中で、射殺されている人を見つけてしまうのだ。
混乱する池本だけど、以前なら半泣きで「久能く~ん(><)」と電話していたところが、なんと?エア整?を降霊?して謎と対峙するのだ。
すげえ。
すげえよ池本くん。
これなら名刑事になれるぞ。
インターミッション的に挟まれるエピソード、なんだか不穏だ(本来、プロのカウンセラーがあんなふうに講演会の参加者に個人的に声をかけることはまずないと思うのでそこは誤解なきよう)。
そして判明する驚愕の事実。
あの人があの人の…?
さらに草加せんべい食いながらあの人にスカウトされるガロくん。
あの人は何をどこまで知っていて、どんな役割を果たしているのか…謎すぎる。
ライカさんと整くんが遭遇する、大学での?古い事件?。
ミステリと呼ぶなと言われてもこれはミステリと呼ぶしかないではないか。
おまけに、ラストシーンで思わせぶりに出てくるのはまたもや天達先生の名前。
どうなる…。
******
「生霊」というのは呪ったり殺したりするものなんじゃないかというイメージは六条御息所のせいだが、考えていると整くんの生霊ならむしろ視野を広げてくれそうで積極的に降霊したいところ。
記憶力がいいのもポイントだ。
あの半分でいいから欲しい。
「待ってそう来るの?」っていう事件の解き方に笑ってしまった。
相変わらず、ゾッとする何かを織り込みながら話が進むので……
程よくはあるのですが、夜読み終わった後に電気ついてない部屋に行きづらかった笑