
紫式部、藤原道長、菅原孝標女、鴨長明……「名前だけ知ってるあの人」が大好きになる教養コミック!
累計140万部突破のベストセラー『日本人の知らない日本語』著者、待望の最新刊!
『日本人の知らない日本語』『日本人の知らない日本語2』が累計140万部のベストセラーとなった著者の、待望の最新作です。
日本文学上の有名人である「清少納言・紫式部・藤原道長・安倍晴明・源頼光・菅原孝標女・鴨長明・兼好・ヤマトタケル」の9人について、一般にあまり知られていない人物像をマンガで紹介します。
笑ったり共感したりするうちに、古典そのものに興味がわく教養コミックです。


コメント
堅苦しくなく、すらすらと読み終えることができた。
※参考文献
「紫式部日記 ビギナーズ・クラシックス・日本の古典」/山本淳子注訳(角川学芸出版)
「大鏡 全現代語訳」/保坂弘司(講談社学術文庫)
「万葉集」/角川書店編集(角川ソフィア文庫―ビギナーズ・クラシックス)
作品ではなく作者を知ることで、その作品への興味も湧いてくると思う。
言葉が今と違うだけで、人間が考えることは1,000年経ってもほとんど変わらないんだな~としみじみ思った(笑) 古典文学へのきっかけ本なので、中学生辺りが読んでおくといいと思う。
さっくりしすぎて物足りないので、ぜひもうちょっと高い濃度で他の作品についても描いて欲しい。
日本史もあまり学んでこなかったので、1000年前の日本の様子はどんなだったのかもイメージできません。
文学作品から、何を考え日々暮らしていたのか、仕事・食事・娯楽・価値観など当時の雰囲気を感じることができるのでは、と思います。
でも、実話っぽい話も大分盛られていたり、都合のいいように歪曲されているに違いないと疑ってしまいます。
本書は、私みたいな「古典など知らなくてもいいわ!
」という人に、作品の内容でなく作者のキャラを紹介することで興味を持って貰うための本です。
作者は、身分が高く裕福で権力のある人達ばかりですから、庶民の姿は遠目にしか見えてこないのではと想像できます。
読み終わり、本書の狙い通りに少し刺激を受けたので、Webを検索して以下のページを覗いてみました。
「おはなしのくにクラシック」
https://www.nhk.or.jp/school/kokugo/classic/
今も昔も人間って本質的にあまり変わってないなと思います。
この本では、有名な日本文学とその著者の面白そうなところだけをピックアップしてマンガにまとめています。
あとがきに「この小さな窓から見える景色を、どうか楽しんで貰えますように。
」とあるように、この本だけで作品や著者のことを何でも分かった気分になることはできません。
あくまでも小さな窓からのぞいてみて、興味をもった人はさらに本格的な本をどうぞという、きっかけを作ってくれる本です。
私自身がこの本で紹介されている作品や著者のことをよく知らないので、どの程度デフォルメして紹介されているのか何とも判断しがたいのですが、なかなかユニークなエピソードが多いです。
私が一番面白かったのは、藤原道長の有名な「この世をば我が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば」という歌を、本人は記録に残してないということ。
仲の悪かった部下が日記に書いたせいで今に残っているというのは何とも気の毒な話です。
あと、しょうがないのかも知れないけど語りで終わってしまうことが多かった