
亜人ちゃんは学校から世界へ!
秋になり、学校生活はますます充実。
だけどバンパイアちゃんはちょっと物足りない?たくさんの人に、もっともっと語りたい。
語り足りない彼女たちは、勢いあまってラジオデビュー!
ほやほやカップル高橋&早紀絵にも密着☆シリーズ累計280万部超えの傑作ハイスクール亜人コメディ、大団円の最終巻!
アニメ化 原作漫画
亜人ちゃんは学校から世界へ!
秋になり、学校生活はますます充実。
だけどバンパイアちゃんはちょっと物足りない?たくさんの人に、もっともっと語りたい。
語り足りない彼女たちは、勢いあまってラジオデビュー!
ほやほやカップル高橋&早紀絵にも密着☆シリーズ累計280万部超えの傑作ハイスクール亜人コメディ、大団円の最終巻!
コメント
怪異伝承から怪を取る思考実験が万事整って完結
鉄男がすんなり男を見せて佐藤先生とうまいこといった瞬間にこの物語の終結は運命づけられたようなもので、あとは亜人の未来をどう暗示するのか、その着地までをしっかりと描き切った作者の誠意に脱帽です。
亜人が人間としてではなく、亜人として生きる世界を提示した未来像は読者が予想するよりずっと希望が勝っている世界なのかもしれませんが、その気恥ずかしさを堂々乗り越えるパワーが三人娘とその周辺には充分あるし、なによりスピンオフのオカルトちゃんは語れないで語られた(ややこしいな)ヨーコとざしこの幸福な未来は、本作で相馬が語る観測者問題を、語義通りの観測者の存在によって決まる問題ではなく、観測者の受け止め方の問題とあっさりパラダイムチェンジしたシーケンスで完璧に補完されて納得性を高めています。
怪異を扱いながら、その怪異から怪を除いて異を薄める世界観ゆえに、安易な妖怪譚にできない制約がありながら、よくぞここまで本当の多様性を語る物語を描き切ったものだと敬意を覚えます。
あくまでも日常が舞台なので、オカルトちゃんのように事件とともに進行する筋立てではないにしても、伝承から引くキャラクターありきでエピソードを紡ぐ手腕がすばらしいです。
おそらく私が死ぬまで、ときどき手に取って読み返す漫画のひとつです。
それが幸福に完結したことを、言祝ぎたいと思います。
おめでとうございます。
だから最終巻だからと特別な何かが起こる事はなくて
それでも一つの区切りを見出すとしたら、それは原点回帰となるのか
鉄男が亜人に興味を持ち、ひかりがそんな彼に亜人の日常を語り始めた事から始まった物語。
ならそんな物語の締めは日頃触れ合う相手だけでなく、触れ合えない相手にも語りかける事、日頃触れ合う家族や友人にも語る機会を用意する事となるのか
その手段がWebラジオになるのは色々と意外だったけど、顔出しというリスクを避けつつ素人が主張を行うには丁度いい媒体か
その際に鉄男が求めた「何を喋ったらいいかどう喋るべきかちゃんと考えないとな」という点。
これまでも鉄男と亜人達の会話は方向性が無い雑談のようで居てその反面彼女達をもっと知りたいという目的が在った
なら、同じようにひかり達がWebラジオで話す際も雑談になったとしても「どうして話したいのか?」という目的が必要になるわけだ
最終話の語り合いは一見するとこれまでに登場した多くの人に語る機会を用意する場となっていて、その為に方向性が無いように思えるけれど、亜人をどう思っているか、亜人の自分をどう思っているかを滔々と語らせているね
それらの語りは亜人に関わる人達の言葉だから、亜人のWebラジオという目的に適うものになっている
ラジオの終盤に登場した質問コーナーは逆に言えば、ひかり達が触れ合う機会の無い人々の代弁のようなものか
亜人に触れた経験が無い、だからイメージも湧かない。
そんな者から亜人とは生きるのが大変な存在ではないかと思えてしまう
そんな声に対して、当事者目線というより等身大の声で応えてみせたひかり達の様子は良かったな。
あのシーンで彼女達はちゃんと考えてきたのだと判る
そして季節は巡り鉄男の元へ新たにやってくるのはまたしても亜人ですか
彼女もこれから時間を掛けて様々を語っていくのだろうなと感じられるラストは良い意味でいつも通りで良かったね
69話の相馬先生のエピソードでスピンオフの「オカルトちゃん:の世界をまるっと取り込んでしまったのはちょっと吃驚&感動。
今までの全部をひっくるめてWEBラジオに集約させていくのも見事。
マイノリティの問題を恨み節ではなく、多様性への賛歌として描ききった大傑作。
怪異伝承から怪を取る思考実験が万事整って完結
鉄男がすんなり男を見せて佐藤先生とうまいこといった瞬間にこの物語の終結は運命づけられたようなもので、あとは亜人の未来をどう暗示するのか、その着地までをしっかりと描き切った作者の誠意に脱帽です。
亜人が人間としてではなく、亜人として生きる世界を提示した未来像は読者が予想するよりずっと希望が勝っている世界なのかもしれませんが、その気恥ずかしさを堂々乗り越えるパワーが三人娘とその周辺には充分あるし、なによりスピンオフのオカルトちゃんは語れないで語られた(ややこしいな)ヨーコとざしこの幸福な未来は、本作で相馬が語る観測者問題を、語義通りの観測者の存在によって決まる問題ではなく、観測者の受け止め方の問題とあっさりパラダイムチェンジしたシーケンスで完璧に補完されて納得性を高めています。
怪異を扱いながら、その怪異から怪を除いて異を薄める世界観ゆえに、安易な妖怪譚にできない制約がありながら、よくぞここまで本当の多様性を語る物語を描き切ったものだと敬意を覚えます。
あくまでも日常が舞台なので、オカルトちゃんのように事件とともに進行する筋立てではないにしても、伝承から引くキャラクターありきでエピソードを紡ぐ手腕がすばらしいです。
おそらく私が死ぬまで、ときどき手に取って読み返す漫画のひとつです。
それが幸福に完結したことを、言祝ぎたいと思います。
おめでとうございます。