アンダーカレント

ほんとうはすべて知っていた。
心の底流(undercurrent)が導く結末を。
夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。
やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。
穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。
映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。
「今、最も読まれるべき漫画はこれだ!
すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。
豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。
」――(谷口ジロー)

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コメント

  1. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    アンダーカレント(undercurrent)」で一語である(意味は「下層の水流、底流、暗流」)だそうだ。

    1巻読み切りでバランスよくまとまっている。
    舞台が風呂屋っていうのが地味でよい。

  2. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    纏める為に仕方のなかったことなのかもしれないけれど。
    失踪した夫の登場で一気に冷めてしまった。
  3. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    音、が聞こえる。

    風鈴のすずやかな音色は涼をもたらし、
    かまの中の薪はパチパチと火の粉をとばしながら、はぜている。

    タイルを磨くブラシの音は心地よいリズムをうみ、
    ページをめくるごとにそれらの音は耳に心地よく響く。

    そう、だからこそ
    音が失われてしまった瞬間、
    訪れる静けさはひと際目を引く。

    失われた音を、その原因を探ろうと、わたしは目を凝らす。

    信じられない程の哀しみが、痛みが、裏切りが、
    彼女から彼女の生活から音を奪ってしまったことに愕然とする。

    あまりの完成度の高さに驚き
    作品の余韻に身を委ねたまま、
    わたしは静かに本を閉じる。

  4. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    質の高い表現方法もさることながら、作者が30代半ばまでサラリーマンやってたというのも驚き。
  5. user より:
    アンダーカレント アフタヌーンKCDX

    豊田徹也氏の作品『アンダーカレント(2005)』を読了。
     豊田徹也氏の作品は・・・今年(2019)の5月23日に読んだ…「珈琲時間(2009)」以来に読むなー。
     暗い話ではなく、ほっこりと笑える部分があって。
    面白く読めた。
     おふろ屋がテーマな漫画も良いなーって。
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