
ほんとうはすべて知っていた。
心の底流(undercurrent)が導く結末を。
夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。
やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。
穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。
映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。
「今、最も読まれるべき漫画はこれだ!
すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。
豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。
」――(谷口ジロー)


コメント
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
ただ長く一緒にいるから、たくさん話をしたから、家族だから、、それでも「わかる」ということにはならないんだな…
哲学的であり、様々な感情を抱かせる作品
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
映画がすごく丁寧に作られてたのがこちらを読んでよく分かった。
原作を一本の映画を観ているような、と評するものがあったが、確かに。
映画のパンフで、原作のラストは完璧、との監督の言葉があった。
でも堀さんが去るのをやめたのかどうかを読者に任されたことよりも、映画の方が良かった。
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
わかりあっていたようで、何もわかってないことって、あるんだなって思うと、切ないです。
他者理解が不可能っていうところもあるけど、ラストのシーン彼女の優しさに泣きそうになる。
「さよなら」って本当に「さよなら」なんだって思って、そういう「さよなら」って現実にあるんだよなっていうのが、切なくてどうしようもなかった。
でも好きだな。
どろどろしてなくて、前向きな肯定で終わるから。
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
家業の銭湯。
住み込みで働くようになった男。
そして・・・幼い頃の事件。
アンダーカレント アフタヌーンKCDX