
高2で絵を描くことの楽しさに目覚め。
猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。
藝大2年目の夏のある日、八虎は、「公募展」なるものを知り、年上の同級生・八雲と鉢呂が、その作品制作のために彼等の故郷・広島へ帰省するのに誘われる。
賞金や展示など授業や課題とは一線を画す作品作りの世界を意識した八虎は、夏休みを広島で過ごすことになった。
作品制作に励む一方、八雲や鉢呂、藝大の同級生・桃代たちと過ごすうちに、彼らの古い友人だった真田という藝大生の存在を知る。
彼女こそは八雲や鉢呂や桃代にアートへ向かう強力な動機を植え付けた若き芸術家だった…!
「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。
新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。
アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!


コメント
八虎の優しさもよたの優しさも、3人の強さも、
ぎゅっと詰まった15巻…涙なしでは読めませんでした…はあああ好きな漫画すぎる
芸術ってなんだろう。
特に、視覚に訴える創造物。
良し悪しの判断は圧倒的に、素人に委ねられることの方が比重が大きい。
絵が上手いだけじゃダメなの?
なんで意味が分からないものを作るの?
そんな疑問が本作を通して、なんとなくでも
理解が進むと思います。
絵が上手い事が判断基準な時代もあったんだ?
写真の登場で変革があったんだ?
ピカソのあの絵は、そう言う意味が??なるほど。
てな具合に、人類が記録を始め、体系として分類し
現在まで受け継がれた絵画と言う文化が美術として学問になっている。
その存在意義が少しでも分かると思います。
学校の授業じゃそんな事しないけど、でも、それも美術の入り口を体験させる意味においては意味があるものなんだなと。
因みに作中で絵は、識字率が低くても伝わるツールとして優秀と評してます。
テーマを落とし込んだ現代美術よりも、漫画やアニメでわかり易い描写の絵が現代でも最も需要がある。
点が分かって面白かったです。
2021年12月から読み始めてたので、約2年間楽しめた.2022年は絵画にハマって、絵画教室に行くまでだった.絵の面白さを知れるいい機会になった.原画展は、魅せ方が今までで見たことがない斬新さで、グッズも良くて最高だった.
やはり、漫画は10巻が一旦の壁になってくると感じた.10巻を過ぎても面白い漫画は、本当にすごいと言える.主人公が未経験分野やいきなりの成長系は周囲の凄さの中で成り上がる過程が面白い.ある程度進むと、フェーズが変わって責任もやることも変わってくるため、見方が変わるのだろう.その点で、今の八虎は1人の学生でなく1人の画家だ
広島編完結の巻
人の死と向き合いそれを作品に昇華して、八虎や八雲なりに亡くなってしまった真田の死を悼み、それぞれの死と作品との、自分との感情に答えを出す話。
ここからネタバレです!
八虎、八雲、桃ちゃん、はっちゃん、それぞれが前に歩きだす、みんなの気持ちを救うキッカケを与えるのが世田介くんだったのは意外なようでそうでもない気がする。
世田介くんのその繊細さと浮世離れした感情でみんなを見て感じて、その繋がりを知れば知るほど彼からしたら本当に素直に思えたことを口にしただけだとしてもそれが救いだったのは、あの最悪な蟹江ギャラリーでの出来事の後だったからこそ本当に救いだったのだと思う。
そして、八虎の作家デビュー!
読んでて自分のことのように嬉しかったし、なんかきゃっ、って感じで恥ずかしかった。
良い意味で。
笑
何はともあれ、みんな、広島を経てまたひとつ大人になって作家としても成長した姿を見れたのは良かったです。
次巻も楽しみです!
読んでいただきありがとうございます!
「ねえ なんで立ち直らなくちゃいけないの
村井さんは その悲しみを一生背負って生きてもいいんじゃないの」