蟲師 アニメ化 原作漫画 2023.08.22 降幕の刻。「光の緒」「常(とこしえ)の樹」「香る闇」、そして前後編からなる降幕話「鈴の雫」――眩き4編、ヒト知れぬ生命達の脈動と共に。広大無辺の妖世譚――その幕がついに降りる。 レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
蟲師(10) (アフタヌーンKC) 1~10巻まで読み終えたので、こちらに感想をまとめます。 大変面白かったです。ハッピーエンドなんだかバッドエンドなんだかわからない、なにか割り切れないストーリーも独特で面白いのですが、蟲師の魅力はなによりもこの世界観そのものだと思います。原初的で、常識ではとても考えられないような奇妙な生態を持つ『蟲』たちの存在を中心として語られているのに、不思議と納得できるというか、一度として見たことなんかないのにどういうわけか懐かしいような、何故かはわからないけれど、「こういうことを知っている」といった感覚を、少なくとも日本人ならば多くの人が感じるのではないでしょうか。山や河、海、土、雲、闇…そういうものの中には何かがあって、それは我々人間がどうにかできるようなものではない。人間には立ち入ってはならない領域というものがあり、その禁を犯した者はどうなるかわからない。科学や理性の力などではとても説明しきれないなにかというものは、やはり確かにある…というような、直感、なにか大いなるものへの畏れ…。そういうものが、『蟲』の形となってこの物語たちを動かしていて、だからこそ独特な魅力を放っているのだと思います。 どの話も好きだなあ。『綿胞子』、『山抱く衣』、『野末の宴』、『隠り江』、『常の樹』が特に好き。『水碧む』や『鈴の雫』も好き。いや、どれも甲乙付けがたい! この世界観に触れられて、本当に良かったと思います。満足しました。
蟲師(10) (アフタヌーンKC) 降幕の刻。 ということで最終巻です。 いろいろ消化不良な感もありますが、もともと解説していく必要のないもの、というか自分の中で答えを見つけるもの、といった趣が強かった作品ですのでこれで終わりというもの「らしい」かなと思います。 短編構成という性質上、ストーリー上の終わりはあってないようなものでしたから10巻という節目での降幕はダラダラ続くよりはよかったのかな、と。 今巻ではラストの『鈴の雫』が秀逸でした。 やはり最後にもってくる短編だけはあり、ヒトと山というテーマをこれほど上手く語るとは。 ヒトの生活になくてはならない山と、理の外に身を置こうとするヒトの業。 関わらずも関わって生きる命の繋がり。 懇意にしていた物語の終幕は淋しいものですが、次回の漆原友紀の作品を期待して。
蟲師(10) (アフタヌーンKC) 私の中のたまに読むと本当良いシリーズの一つ。 ギンコ大好きです。 なんとまぁ叙情的な…日本の原風景バンザイって感じです。 この漫画の影響で私は熊野に行きましたから。 10巻とゆー調度良いボリュームも良し。
蟲師(10) (アフタヌーンKC) 10巻まとめて大人買いして、続けて読んだ。この世界、いいな。ちょっと昔の日本が舞台なんだけど、そこには蟲と呼ばれる普通の人には見えないものが生きていて、それが原因で人が病気になったり、不思議なことが起こったりする。その蟲が見え、それに対処できる人が蟲師。その蟲師の一人ギンコが旅するその先々で出会う事件を短編形式で書いたシリーズ。 シンプルな絵に加えて淡々とした話で、じわ~っと染み込んで来るような漫画だった。10巻それぞれにいい話が収録されている。短編集なので、1巻から10巻まで特に続けて読まなくても、という感じだが、続けて読むと所々に出てくるギンコの生い立ちが繋がっていいかも。 ギンコが定期的に関わりを持っている人物が数人いて、そのどれもがいい感じに繋がっているのもいい。 10巻完結だが、確固とした終わりがあるわけではない。
蟲師(10) (アフタヌーンKC) なんか、すぅっと静かに最終回してしまったようなのですが・・・。一話完結ものなので、いつ終わってもおかしくはないのですが、もうギンコさんや不思議な蟲たちに会えないかと思うとなんだかちょっと寂しいです。漆原さん、お疲れ様でした。
コメント
蟲師(10) (アフタヌーンKC)
大変面白かったです。
ハッピーエンドなんだかバッドエンドなんだかわからない、なにか割り切れないストーリーも独特で面白いのですが、蟲師の魅力はなによりもこの世界観そのものだと思います。
原初的で、常識ではとても考えられないような奇妙な生態を持つ『蟲』たちの存在を中心として語られているのに、不思議と納得できるというか、一度として見たことなんかないのにどういうわけか懐かしいような、何故かはわからないけれど、「こういうことを知っている」といった感覚を、少なくとも日本人ならば多くの人が感じるのではないでしょうか。
山や河、海、土、雲、闇…そういうものの中には何かがあって、それは我々人間がどうにかできるようなものではない。
人間には立ち入ってはならない領域というものがあり、その禁を犯した者はどうなるかわからない。
科学や理性の力などではとても説明しきれないなにかというものは、やはり確かにある…というような、直感、なにか大いなるものへの畏れ…。
そういうものが、『蟲』の形となってこの物語たちを動かしていて、だからこそ独特な魅力を放っているのだと思います。
どの話も好きだなあ。
『綿胞子』、『山抱く衣』、『野末の宴』、『隠り江』、『常の樹』が特に好き。
『水碧む』や『鈴の雫』も好き。
いや、どれも甲乙付けがたい!
この世界観に触れられて、本当に良かったと思います。
満足しました。
蟲師(10) (アフタヌーンKC)
ということで最終巻です。
いろいろ消化不良な感もありますが、
もともと解説していく必要のないもの、というか自分の中で答えを見つけるもの、
といった趣が強かった作品ですのでこれで終わりというもの「らしい」かなと思います。
短編構成という性質上、ストーリー上の終わりはあってないようなものでしたから
10巻という節目での降幕はダラダラ続くよりはよかったのかな、と。
今巻ではラストの『鈴の雫』が秀逸でした。
やはり最後にもってくる短編だけはあり、ヒトと山というテーマをこれほど上手く語るとは。
ヒトの生活になくてはならない山と、理の外に身を置こうとするヒトの業。
関わらずも関わって生きる命の繋がり。
懇意にしていた物語の終幕は淋しいものですが、次回の漆原友紀の作品を期待して。
蟲師(10) (アフタヌーンKC)
ギンコ大好きです。
なんとまぁ叙情的な…日本の原風景バンザイって感じです。
この漫画の影響で私は熊野に行きましたから。
10巻とゆー調度良いボリュームも良し。
蟲師(10) (アフタヌーンKC)
この世界、いいな。
ちょっと昔の日本が舞台なんだけど、そこには蟲と呼ばれる普通の人には見えないものが生きていて、それが原因で人が病気になったり、不思議なことが起こったりする。
その蟲が見え、それに対処できる人が蟲師。
その蟲師の一人ギンコが旅するその先々で出会う事件を短編形式で書いたシリーズ。
シンプルな絵に加えて淡々とした話で、じわ~っと染み込んで来るような漫画だった。
10巻それぞれにいい話が収録されている。
短編集なので、1巻から10巻まで特に続けて読まなくても、という感じだが、続けて読むと所々に出てくるギンコの生い立ちが繋がっていいかも。
ギンコが定期的に関わりを持っている人物が数人いて、そのどれもがいい感じに繋がっているのもいい。
10巻完結だが、確固とした終わりがあるわけではない。
蟲師(10) (アフタヌーンKC)
一話完結ものなので、いつ終わってもおかしくはないのですが、もうギンコさんや不思議な蟲たちに会えないかと思うとなんだかちょっと寂しいです。
漆原さん、お疲れ様でした。