
ド派手な刺青(いれずみ)。
ヤクザのくれたピストル。
中学の卒業証書。
茶沢さんとの、溺(おぼ)れるセックス。
そして、「自分にしか見えないバケモノの姿」……!
憎き実父を手にかけたせいで、「おまけの人生」を歩むことになった住田。
「世の中で一番悪い奴を成敗する」という目標にすがり、もはや命をつなぐのみ。
「普通の人生に戻れる」チャンスに揺れつつも、パーフェクトな絶望に向けてひた走りゆく、彼の両手に残ったものは――!
青春残酷物語、ついに完結!
映画化 原作漫画
ド派手な刺青(いれずみ)。
ヤクザのくれたピストル。
中学の卒業証書。
茶沢さんとの、溺(おぼ)れるセックス。
そして、「自分にしか見えないバケモノの姿」……!
憎き実父を手にかけたせいで、「おまけの人生」を歩むことになった住田。
「世の中で一番悪い奴を成敗する」という目標にすがり、もはや命をつなぐのみ。
「普通の人生に戻れる」チャンスに揺れつつも、パーフェクトな絶望に向けてひた走りゆく、彼の両手に残ったものは――!
青春残酷物語、ついに完結!
コメント
悪人を殺すのは善行なのか、悪行なのか。
現代版「罪と罰」ともいうべき、重いテーマの話しだった。
絵は、それほど巧くないのだけど、時々ハッとするような一コマや、細かい描きこみがあったりする。
まだまだ続きが見たいような気はするけれども、この作品はあのまとめ方で、良かったのだと思う。
「・・・君が死んだら・・・この先悲しくてやってられません」
「・・・大丈夫だよ・・すぐに忘れるよ・・」(p.159)
最終話が好きですね。
投げっぱなしな中、パーン。
読んでも明るくはなれません。
むしろ絶望的になります。
でもその絶望の無限ループでもがく住田が素敵。
ラストはネタバレするから秘密だけど、とにかく「絶望」。
読み返すと、後続の古谷作品に共通する不快感の走りがそこここに。
実写映画化もある事で。
再読にはちょうど良い時期。
少なくとも私は、絶望してなお、主人公のような選択はしたくない。
そう強く思いました。