ヒミズ

ド派手な刺青(いれずみ)。
ヤクザのくれたピストル。
中学の卒業証書。
茶沢さんとの、溺(おぼ)れるセックス。
そして、「自分にしか見えないバケモノの姿」……!
憎き実父を手にかけたせいで、「おまけの人生」を歩むことになった住田。
「世の中で一番悪い奴を成敗する」という目標にすがり、もはや命をつなぐのみ。
「普通の人生に戻れる」チャンスに揺れつつも、パーフェクトな絶望に向けてひた走りゆく、彼の両手に残ったものは――!
青春残酷物語、ついに完結!

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コメント

  1. user より:

    優れたギャグ作家は同時に優れたホラー作家で
    ある事が多い。
    笑いと恐怖を感覚する神経は
    同一だからだ。
    両者は紙一重であり根本で繋がって
    いる。

    古谷実も破壊的なギャグでムーブメントを巻き
    起こした「稲中」以降の作品において人生という
    最高のホラーショーを描き出している。
    未来への
    漠然とした不安、焦燥、諦念、絶望。

    主人公は酷な現実から逃れられず親を殺す。

    ラストは否定する向きもあるが突き放した完結が
    余韻を持たせ作品の完成度を高めた。

  2. user より:

    古谷さんの作品で1番異彩放っている作品。

    最後のシーンがヤンマガと単行本で変えられてるけど、ヤンマガの終わりのほうがよかったかな。

  3. user より:

    すごい作品だった。
    悪人を殺すのは善行なのか、悪行なのか。
    現代版「罪と罰」ともいうべき、重いテーマの話しだった。
    絵は、それほど巧くないのだけど、時々ハッとするような一コマや、細かい描きこみがあったりする。
    まだまだ続きが見たいような気はするけれども、この作品はあのまとめ方で、良かったのだと思う。

    「・・・君が死んだら・・・この先悲しくてやってられません」
    「・・・大丈夫だよ・・すぐに忘れるよ・・」(p.159)

  4. user より:

    おやすみプンプンが鬱漫画だとか言われているけど
    自分的にはこっち。
    哲学的にも完成度的にもこっち。

    二十代の頃に入れ込み、何度も読んだ作品だったが、
    そのうち所持していること自体ががしんどくなり、
    手放してしまった。
    が、今でも染み付いている物語。

    一度取り憑かれてしまったら、
    人間はこうも逃れられないのか。

    残された茶沢さんの気持ちを想うと居た堪れない。

    日見ず。

    救いようのないラストだけど、
    もちろん幸せな結末を願ってはいたけれど、
    この終わり方、正直好きです。

  5. user より:

    全?不道徳話(メモ↓)

    http://blog.livedoor.jp/ga___zl/archives/50516821.html

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