×××HOLiC

「店」を営み続ける四月一日(ワタヌキ)を取り残したまま、百目鬼(ドウメキ)やひまわり、小羽(コハネ)のうえに時間は過ぎる。
ある日、四月一日の夢のなかに蝶が現れ、何かを言いたそうに飛びまわる。
四月一日は蝶に問いかけるが、何もわからないまま夢は覚める。
蝶は四月一日が待ち続ける「あの女」の花押だ。
気になった四月一日は術を使い蝶を捕らえるが……!

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コメント

  1. user より:
    ×××HOLiC(19) (KCデラックス)

    シリーズ最終巻。

    侑子のいない店を守ってきた四月一日が、最後にようやく彼女の残した夢に触れて、それでもなお彼はこれまで通り店をつづけていくことを決意するところで、物語は締めくくりとなっています。

    本巻でこのシリーズはひとまず締めくくりとなりますが、劇的な物語の動きはありません。
    侑子が百目鬼に託した卵の秘密も、百目鬼のセリフのなかで示唆されてはいますが、はっきりとした答えが与えられているわけではないように思います。
    そのことが逆に、悠久の時のなかでそれぞれの営みをつづけているキャラクターたちの姿がくっきりと描き出されており、本作のもつ独特の雰囲気をこれまで以上に高い調べで読者に届けているように感じられました。

  2. user より:
    ×××HOLiC(19) (KCデラックス)

    あまりのおもしろさに一気に通読。

    テーマがしっかりしていてよかった。
    最後に驚きました。

    一時完結が残念・・・今後の復活に期待しています。

  3. user より:
    ×××HOLiC(19) (KCデラックス)

    ひまわりとの関係が個人的にはとてもよかったです。
    電話での会話のみという、淡々とした場面の裏にあるだろう四月一日とひまわりの葛藤や悲哀や諦念を、場面の間から「読ませる」感がなんとも。

    どうしても風呂敷広げたままな感じが捨てきれないので星は3つです……が、卵を使って侑子さんを忘れる段階に結局行けなくて、まだ、もう少し、という綺麗に片付けられない思いはリアルな感情だし、すっきり解決!
    な物事なんて実際にはそうそうないからなぁ……とも思います。
    あれはあれでアリなのかもしれない。

    私がもっと大人になって読み返したら評価が変わるかもしれないです。

  4. user より:
    ×××HOLiC(19) (KCデラックス)

     ながくながく、とおい、ゆめ。

     夢十夜。

     いきているものとしんでいるものは、ちがう。

     死は、覆すことができない。

     時を止めても、なにをしても。
    そのひと自身が『死んだ』という事実はかわらない。

     時は、ながれつづける。

  5. user より:
    ×××HOLiC(19) (KCデラックス)

    哀愁漂う終わりかたで、あぁ、最後まで、
    ×××HOLiCだったなと思っています。

    最後まで好きな作品でいさせてくれました。

    もちろん、とても寂しいけれど…。

    四月一日にもいつか、万物に終わりが訪れるように、
    正という円環の向こう側に行く日がくるのでしょう。

    OVAもまた外伝のようで、大事な役割を担っていると思いました。

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