攻殻機動隊 映画化 原作漫画 2026.01.22 草薙素子(くさなぎ・もとこ)が自称知的生命体現象と融合し、公安9課を去ってから4年5カ月。その世界は更に深化! 極めて肉感的に緊迫する電脳バトル!! レビューを見る 購入・お申し込みはこちら
物語後半は、生命工学と神学がこねくり回されるような展開になってくるので、初代攻殻機動隊のような純粋サイバー警察モノを期待していると混乱すること必至。 ただこれは作者が宗教に落ちたわけではなく「学者が研究を進めていくと、ふとその法則性や成り立ちに神の意志を感じてしまう」という現象を絵に落としただけと考える。実際こういうきっかけから宗教に入る学者もいる(知り合いの学者は「それは学問の敗北、研究の学徒としての放棄なので絶対にあかん」と無神論を貫いていた)。
理屈で物語を組み立てることなら教科書があれば出来るかもしれない。但しその物語には、匂いや音や触感は生まれ得ない。キャラクタに魅力的な味付けをすることも、誰にでも出来る。けれどそのキャラクタは、読み手の心の像のなかで立って歩くことは出来ない。 この人の優れている点は、実はそこにあるのではないかと思う。オタクごのみなガジェットや専門用語、閉じられたコミュニティでのみ受け入れられがちな造形ではなく。
士郎さんの本は昔から読んでいます。女性がきれいで格好良いだけではなく、練りに練った背景設定や緻密で長丁場のストーリー展開などなど、引き込まれ何度も読み返して味わえる漫画。やたらと欄外の書き込みが多く、これも読み返す中で咀嚼(反芻)できる楽しみ。
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ただこれは作者が宗教に落ちたわけではなく「学者が研究を進めていくと、ふとその法則性や成り立ちに神の意志を感じてしまう」という現象を絵に落としただけと考える。
実際こういうきっかけから宗教に入る学者もいる(知り合いの学者は「それは学問の敗北、研究の学徒としての放棄なので絶対にあかん」と無神論を貫いていた)。
但しその物語には、匂いや音や触感は生まれ得ない。
キャラクタに魅力的な味付けをすることも、誰にでも出来る。
けれどそのキャラクタは、読み手の心の像のなかで立って歩くことは出来ない。
この人の優れている点は、実はそこにあるのではないかと思う。
オタクごのみなガジェットや専門用語、閉じられたコミュニティでのみ受け入れられがちな造形ではなく。
女性がきれいで格好良いだけではなく、練りに練った背景設定や緻密で長丁場のストーリー展開などなど、引き込まれ何度も読み返して味わえる漫画。
やたらと欄外の書き込みが多く、これも読み返す中で咀嚼(反芻)できる楽しみ。
攻殻機動隊 (2)
SF漫画の到達点の一つだと思います。
傑作です。