コウノドリ

すべての母子に贈る産科医漫画、ついに完結!
ベテラン助産師・小松に人生の岐路が訪れる。
そして、ペルソナを訪れた妊婦に、サクラはどこか母の面影を感じて…。
辛い選択を迫ることになったサクラが自らに問いかける「出産は誰のものだ?」という問いに、答えは出るのか。
2度のドラマ化も話題になった7年半の長期連載、ペルソナメンバーが未来へと歩き出す!

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コメント

  1. user より:

    漫画もドラマも最高に良かったです。

    人工子宮が発達しても、出産は家族のために。

    ペルソナの皆さんありがとう~(^^)

  2. user より:

    講談社漫画賞を受賞し、2度にわたってテレビドラマ化もされた人気漫画の最終巻。

    連載終了の一報を耳にして以来、コミックスを30巻以上にわたって読み続けてきた漫画が終わる寂しさと、最終話に対する期待に板挟みになりながら最終巻を手に取れる日を心待ちにしてきました。
    ようやく手にして読み終えた今では何だか達成感を感じています。
    別に自分が描いたわけではないんですけれどw

    「コウノドリ」は「ペルソナ総合医療センター」の産科を舞台とした、妊娠出産を巡って赤ちゃんとお母さん(とお父さん)が否応なしに巻き込まれる悲喜劇であると同時に、主人公サクラ先生を中心とした群像劇です。
    綿密な取材に基づく圧倒的なリアリティと現場感を伴って一話一話が丁寧に語られています。

    登場人物一人一人が深く掘り下げられていくなかで、直近の数巻は、一層の成長を目指し、自らの未来を拓くべくペルソナを後にしたキャラクターたちが次々と一回り大きくなって帰ってくるさまが描かれていました。

    31巻ではようやく下屋先生が帰ってきて、この最終巻。
    まだ語られていなかったあの人の未来と、そして…。
    ということで、この32巻には「助産師の選択」と「出産の明日」が掲載されています。

    以下、各エピソードに一言ずつ。

    「助産師の選択」
    初期からのレギュラー、ベテラン助産師の小松さん。
    サクラ先生の研修医時代も知っており、「ベイビー」の正体を知る数少ない人物です。

    同期で旧友武田の結婚披露宴で出会ったピアニストの山下ジョージと交際を続けていましたが、彼が活動の本拠地を海外に移すことになり、同行を求められます。
    そして、全く同じタイミングで武田から一緒に助産院をやらないか、と持ち掛けられるのでした。

    たくさんの出産を扱わなければならない大きな病院で、かつて助産院を開いていた母のようにお産一つひとつに向き合うことができているのか、助産院でなら理想のお産ができるのではないかと小松さんは悩みます。

    そんな、揺れる小松さんの心に止めを刺したのは曲者院長の「ペルソナでも院内助産を始める」の一言でした。

    結局、小松さんは、渡米して自ら子どもを産むよりも、日本に残ってペルソナの院内助産を立ち上げる道を選びます。

    母を目標にしていた小松さんが助産師を辞めることはできないのは多くの人が薄々想像していた結末でしょう。
    加えて、院内助産の立ち上げ責任者なんて魅力的な仕事のオファーを袖にすることは小松さんじゃなくとも難しいでしょう。

    ただ。

    コウノドリのテーマとは少しずれているのかもしれませんが、子供を持つことを、小松さんには最後まで追いかけてほしかったなあと思います。

    「出産の明日」
    サクラ先生のかかりつけの歯科医、美人の片平ミユキ先生は、不倫関係を清算してシングルマザーとして出産することを決意し、ペルソナを訪れます。

    そんな片平先生が健診を受ける中で、急性骨髄性白血病が見つかります。
    周囲からの「今回の赤ちゃんはあきらめて」治療に専念すべきとの声に、自分には「次」があるかどうかわからないのだから、妊娠は継続したいと片平先生は主張するのでした。

    片平先生はいろいろな面でサクラ先生のお母さんを思わせる設定になっています。
    美幸という名前が一緒、癌治療でも「次」があるかどうかわからない、と妊娠継続を諦めない姿。
    容貌も似ているらしい。

    そんな片平先生の気持ちを聞き、それでも母体のために妊娠中絶を推す産科メンバーに対してのサクラ先生の一言。

    「彼女が産みたいと言ってる」
    「出産は産科医のものなのか?」

    お母さんが自分の健康と引き換えに産んだサクラ先生の言葉だけに重みが違います。

    さて。

    この最終話はちょっと駆け足だったように思います。

    できれば、可能であれば。

    有体に言えば、健診に来た片平先生の苗字が変わっている描写が(どんな名字に変わったかまでは不要ですから…)ちょっと入っていて欲しかったなあ、って思うのです。

    有体に言えば、小松さんに感じたのと同じように、サクラ先生にも子供を持ってもらいたかったのです…。

    親が産科医の四宮先生や赤西先生、親が助産師の小松さん。
    彼らの親は、みんな、多忙で責任の重い仕事を持ちながら子供を育ててきたのです。

    シングルマザーが医師として勤務することの重さは倉崎先生のエピソードが、多忙な中で家族をなかなか顧みることができないことは今橋先生のエピソードが語っています。

    でも、そんなことは乗り越えて、サクラ先生に家族と子供ができるところを見たかったなあって思います。

    蛇足です。

    自分たちの妊娠出産は、人生最大のできごとでした。
    いろいろ嬉しいことがあり、いろいろ心配でたまらないことがあり、でもそんな思い出は、赤ちゃんの匂いとともに薄れつつあります。

    「コウノドリ」はその記憶を揺さぶってくれる作品でした。
    漫画もドラマも、とにかく共感できるところがたくさんあって、そんな目線で最後まで読み続けました。

    おまけを書いてくれている鈴ノ木ユウ先生のお子さんも、うちの子も、ぐんと成長してたくましくなりました。
    でも、お腹の中にいたころを、ふにゃふにゃの赤ちゃんだった頃を思い出したくなったら、スマホのカメラロールと同時にこのシリーズをもう一度手に取りたいと思います。
    この作品に出会えて本当に良かったと思います(小並感)。

    ありがとうございました。

  3. user より:

    とても重く辛い患者さんが多かったこの巻ですが、きれいにまとめてありました
    長く読ませてもらった大好きなコウノドリ先生に会えなくなるのが寂しいです
    次回作何か分からないけれど、とても期待しています
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