少女漫画

【少女漫画を愛する、すべての人へ!
】『ベルサイユのばら』、『ガラスの仮面』、『パタリロ!
』、『あさきゆめみし』、『おしゃべり階段』… 私たちのそばには、いつだって’少女漫画’があった――…!
松田奈緒子が贈る、名作少女漫画5作へのリスペクトが込められた、愛情たっぷりのオムニバスストーリー!

レビューを見る

購入・お申し込みはこちら

コメント

  1. user より:

    小学生のころ、少女漫画は、友だちの家で隠れて読むものだった。
    「あさきゆめみし」を読んだのはそのころだったと思う。

    私は葵の上に心底同情した。
    義理の母に愛をささげながらも、数々の女に手を出す男。
    その男に毅然とした態度をとれば冷たいと言われ、最後は男の愛人である六条の御息所に呪い殺される。
    一番愛されていたわけでもないのに。

    他の少女漫画のヒーローは、一人の人を愛して、それをたった一人の「妻」にしているのに、源氏という男は何と不実な男だろうと腹をたてた。
    そして、己が流されやすいがゆえに悩む男にふりまわされるのだけはごめんだと思った。
    「かめはめ波」は修行すれば出せるかもしれないなどと思っていた小学生だった私が、「男」や「女」や「しっと」というものに、得体のしれないものを感じ、感情を高ぶらせたのは確かだ。

    今、暇に任せて、昔読んだ少女漫画を読み返している。
    そのころ、憧れたヒーローが出てくる漫画を読み、鼻で笑い、毒づく自分がいる。
    しかし、「あさきゆめみし」を読むと、プライドを優先させてしか生きていけなかった葵上の悲しさや、「面倒くさい女」と思っていた六条の御息所のもっていきようのない憎しみがわかる。

    松田奈緒子の「少女漫画」は、往年の名作をモチーフにした作品集である。
    それらの作品を初めて読んだときの感情のたかぶりや、読み返したときの発見が、また新たな作品に生まれかわっている。

    最終話の「男は自分達の価値観に女が近付くのはかまわないけど自分達が女の価値観に近付くのは絶対にイヤなのよ」というセリフに、自分の中の「男」を見た気がした。

  2. user より:

    一話一話に感じるものがある奥の深い短編集。
    20代30代の女性が共感を得る話が多いかもしれません。
  3. user より:

    はてどんな漫画だろうと読んでみたところ一話一話何らかの少女漫画作品がモチーフになっている短編オムニバスだった。
    勝手にマンガ漫画みたいの想像してたけどそういうのではないのね。

    正直そんなに好みな感じではなかったけど一番最後の「少女漫画家たち」はなかなか良かった。
    これには☆4つけたい。
    漫画でもなんでも何かを創作する人っていうのは自分に欠けているところを埋め合わせるみたいに作品を作るものなんだろうか。
    どうなんだろう。
    飲み会のくだりでの「面白くないから読まないんじゃない~~」のセリフはちょっとズーンときたなぁ。

  4. user より:

    http://blogs.yahoo.co.jp/nangokubooks/34027293.html
  5. user より:

    松田奈緒子の感性は普通の少女漫画と少し違った切り口を持っていて面白い。

    表紙のこの目は泣いているはずなのに、力強く前を見ているように見える。

タイトルとURLをコピーしました