
『ゴッドサイダー』『メタルK』などの不条理バイオレンスで異彩を放った作家・巻来功士が、ジャンプ連載時の舞台裏を描く実録マンガ。
『北斗の拳』『シティーハンター』『キン肉マン』『ジョジョの奇妙な冒険』――名だたる名作マンガが連載していた80年代後期の少年ジャンプで体験した青春、葛藤、挫折を、編集者との関係性とともに赤裸々に綴る!
※本作は電子版です。
紙版にある巻末の対談は収録していません。
映画化 原作漫画
『ゴッドサイダー』『メタルK』などの不条理バイオレンスで異彩を放った作家・巻来功士が、ジャンプ連載時の舞台裏を描く実録マンガ。
『北斗の拳』『シティーハンター』『キン肉マン』『ジョジョの奇妙な冒険』――名だたる名作マンガが連載していた80年代後期の少年ジャンプで体験した青春、葛藤、挫折を、編集者との関係性とともに赤裸々に綴る!
※本作は電子版です。
紙版にある巻末の対談は収録していません。
コメント
書き下ろしで一冊分を描き上げるのは大変だったであろうが、後半は失速している感が否めない。
当時から思ってたけどやっぱりジャンプ向きでは無かったと思うんですよ。
巻末のカメラワーク視点の話も面白かったです。
個人的にあまりハマるような作家さんではなかったけれど、
どんなことを考え、どんな想いで作品を作ってきたのかが綴られていて、
やはり「ものを作る」というお仕事は大変だなぁと感じます。
そして、想いとともに大事なのが「出会い」「ご縁」なのだとも。
加えて、大御所というイメージがありましたが、本当ヒット作に恵まれなかったんだなぁ…というのもまた驚き。
話の内容自体も興味深くあるんですが、コメディ描写や人物描写(イケメンすぎる北条司や荒木飛呂彦等…)が面白すぎて、ふつうに面白く読んでしまいましたw
従来にない、少年漫画からの脱落者という視点は
これまでにないから、なおさらだ。
それも、ルサンチマンではなく、しかしまっさらなピュアでもない――
嫉妬もすれば自負も強い、しかし敗残者としての認識もあるような
調度良い人間臭さがある。
そこの自己認識(および自己描写)の妙が一番感心した。
まあ、ただ糞真面目なのかもしれないが。
しかし、漫画作品として面白いかどうかは別物だ。
やはり、、ギャグセンスや絵の質感はじめ古い部分がある。
淡々としており、山場もないから
これは新書で良かったのではないかと思えてしまう。
唯一漫画的表現としては
魑魅魍魎(少年ジャンプのヒーローたち)から逃げるシーンは見るべきものだったが、他は単調であり、
感情の露出が少ない。
散文の方が、この人のリアルな感情は描けるのではないか。
皮肉にも一番面白かったのが巻末の堀江氏との対談記事
だったというのがそれを表している気がする。
・縦線、横線
・コマの数
ここらへんは、雑誌の編集でもある自分にもなるほどと思わせる。
編集はページだけでなく、全体をつくる。
これが縦線。
その場をつくるカメラマン、ライターは横線だ。
横に目を取られてもダメだし、逆も然り。
また、情報量がある程度ないと、イメージだけで逃げられない。
ヘタなカメラマンやコピーでは、大使いはできないってことだ。
この作品に関しては、
再読不要。
時間つぶしにはなる。