夕凪の街 桜の国

昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。
最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。
こうの史代が描く渾身の問題作。

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コメント

  1. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    【読了メモ】 (151208 0:00) こうの史代 『夕凪の街 桜の国』/双葉社/2004 Oct 20th/
  2. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    100ページ弱の短編ですが、ヒロシマの方々が背負った運命と、その運命に負けずに幸せを求め生きようとする人の姿が描かれています。

    戦争や原爆の悲惨さは、その時だけの事象のみならず、あとに続く人のほんのささやかな幸せすら脅かすことになる、最悪に愚かな行為なのだと、改めて感じずにはいられません。

    ヒロシマの方々には勇気を。

    戦争を知らない私たちには戒めを。

    そして、犠牲になった方々への供養を。

    最後の「お前がしあわせになんなきゃ、姉ちゃんが泣くよ」というヒロシマの犠牲者だった姉を持つ父の言葉が響きます。

    語り継がれていくべき本の一冊だと思います。

  3. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    8月に入り猛暑が続きます。
    今も外は雷と大雨。

    70年前の昭和20年8月6日、その日も暑い日であったと聞きます。
    戦局は既に大勢が決まり、何のための原爆による無差別な破壊であったのか。
    戦後の体制を見据え、終結をただ急ぐための惨禍。
    多くの人が今も苦しむ歴史の事実を忘れてはいけない。

    随分前に読んだ、こうの史代さんの作品。
    戦争当時から2世代の家族のそれぞれの人生。
    戦後広島の夕凪の街に生きた皆実と、今の東京、桜の風景に暮らす七波。
    広島出身のこうの史代さんが、独特のペン画の細いタッチで描いています。
    「この世界のかたすみで」と同じく、視点は過酷な人生にも、生きることに正直な人々の姿。

    「荒神」も今月末には出版されるようです。
    こうのさんのカットが入ってることに期待!

  4. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    女性作家らしいライトな画風とコンパクトなボリュームで、重くなりがちな題材ですが、読みやすくて良かったです。
  5. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    登場人物の関係に混乱するという感想が多い。
    私は、家族の同年代の人を当てはめつつ読んだ(ドラマを見たのが最初だが)からだろうかそういう混乱はなかった。
    現代まで描くことで、そういう連想が自然に誘導され、戦時中・戦後の話がもしかしたら自分の家族・親戚にも起こった身近な話に思える効果が出るのだろう
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