夕凪の街 桜の国

昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。
最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。
こうの史代が描く渾身の問題作。

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コメント

  1. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    のんびりとした空気の中進む物語に、すごくリアリティがあって、悲しかった。
    先の大戦での悲劇が、今後二度と繰り返されないことを切に願います。
    もう、当時を知る人は本当に少なくなっていて、語り継ぐことはむつかしいと思うけれど、こういう物語をとおして、次の世代の何人かでも忘れないでいてくれたらと思います。
  2. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    2008/1/19 読了
    103ページ

    図書館で借りる予定だったが、家にあった。

    「夕凪の街」は原爆投下10年後の広島で暮らす女性の物語。

    生き残ったことに後ろめたさを感じていた主人公がやっと幸せになってもいいのだと思えた瞬間、自身に原爆症の症状が出る。

    『嬉しい? 十年経ったけど 原爆を落とした人は私を見て「やったまた一人殺せた」とちゃんと思ってくれとる?  ひどいなあ てっきりわたしは 死なずにすんだ人かとおもったのに』
    戦争が終わっても、尚も殺される無念さ。

    「桜の国」は現代で被爆者遺族や被爆2世を中心とした物語。

    身近な死が被爆が原因なのか誰にもわからない。

    だけど「被爆」による異常を差別する偏見や「もう知っている人が原爆で死ぬのを見たくない」という葛藤。

    薄い本だけど、内容は重い。

    もっとも弱い立場の人たちが受けた戦争は、決して風化されることなく心を打つ。

    言いようのない感情が心の中にじわじわしてきて、やりようがなくただただ心が打ちのめされた。

  3. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    優しい心を持った人たちの優しい物語。

    自分たちの置かれた状況にかかわらず、他人に対する思いやりにあふれた人たちの物語に、静かな悲しさがあふれてくる。

  4. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    皆実の霞みゆく意識の中での言葉がすごい。

    どうすごいのかはうまく言葉にできない。

    世界中の人がこの漫画を読んで、言葉にできない思いをすればいいのに

    と、思ったです。

  5. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    ひどいなあ、てっきりわたしは死なずに済んだと思ったのになぁ

    このセリフを見たときの感情はうまく表現できないけど
    それでいいって作者はあとがきで書いてます

    この先の人生でいつか自分の中で評価できるようになればいいと書いてます

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