夕凪の街 桜の国

昭和30年、ヒロシマを舞台に一人の女性の小さな魂が大きく揺れる。
最もか弱き市井の人たちにとって戦争とは何だったのか、原爆とは何だったのか。
こうの史代が描く渾身の問題作。

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コメント

  1. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    大学のとある講義で取り上げられてから、気になっていた作品。

    同じように被爆して、命を落とす人がいる一方で、なぜ自分は生き残る側の人間になったのか…と考え出したら、きっと苦しかったろうなと思います。
    それでも、そこに意味はあったんだと思いたいし、見つけることができたら、少しは救われたような気持ちになれるのかもしれないなと思いました。
    想像することしかできないけれど。

    京ちゃんや七波と凪生のような、被爆二世・三世も、偏見とか、色々と闘うモノが多くて大変なんだろうなと思います。
    これは今の福島の人たちにとっても、共感するところがあるかもしれませんね。

    遠い昔の悲劇のように思えていたけど、それでも本来は、広島と長崎、そして福島のある日本に住むすべての人が背負い、考え続けるべき問題なのかもしれないです。

    それにしても、この方の作品はどうしてこう、心に沁みるんでしょう…。

    作品全体もそうですが、あとがき(102頁~)もじっくり読み込むと、自分の考えが見えてくる気がします。

  2. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    本当に起こった悲劇を悲劇的ではなく、
    柔らかく表現されていて凄いと思いました。
    著者の絵の力に救われます。
  3. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    原爆にあった平野皆実23歳。
    母も原爆にあった。
    姉は原爆の2ヶ月後に死に、弟旭は疎開していた。

    皆実は恋人をつくらず、原爆後遺症により10年後に亡くなった。

    石川七波は、看護師の幼馴染東子と父の後をつける。
    父は広島を回っていた。
    父は、原爆後に広島に戻り、母と住み、そこに出入りしていた娘太田京花と結婚。
    七波と息子凪生を生んだのち、血を吐いて死んだ。
    息子も喘息がある。
    これが原爆のせいかは分からない。
    凪生は医者だが、看護師の東子との結婚を東子の家族から反対されていた。

    父は石川旭、平野皆実の弟だった。

  4. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    被爆者、というと特別な存在のようだがそうではないことを教えてくれる。
    広島に落ちた原爆、長崎に落ちた原爆、そこで生き延びた人たちとその家族、子孫たち。
    この経験が消えないことと同じように、いのちがつながっていくことが当たり前なんだと思うことができた。

    作者があとがきで指摘しているように、関東の人たちには、知る機会がなかったことでよくわかっていない人がいる一方で、周辺に被爆者はいなくても資料や証言を通じて知ったことで、より深く知ろうとし、自分にできることはないか、と自問を続ける人たちも少なくないことを想起した。

  5. user より:
    夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

    kindleで非常に安価だったので、買ってみました。

    はだしのゲンに続いて、ヒロシマもの。

    事実としての戦争をいろんな角度で無理のない程度に知ろうと思ってます。

    短すぎて、物足りないカンジもあったので、星3つ。

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