この世界の片隅に

呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!

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コメント

  1. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    この人は、きっとヒロシマのことを描かざるをえないんだろうな。

    終戦後、たった二十数年しか経っていない広島に生まれたが故に。

  2. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    読み残していた最終巻を読む。
    時間軸は着実に原爆投下、終戦へと進んでいるが、呉も軍港として米軍にとって重要な爆撃拠点なのだ。
    私の父もグラマンの機銃掃射で危うく命を失うところだったと聞いたことを思い出した。
    そして、管見にして知らなかった時限式爆弾で、愛する姪と自身の右手を失うすず。
    彼女は生涯この右手を失う事件を悔いていくのだろう。
    戦中の描写は説明にコマを多く割き、終戦以後はすずの回想・妄想シーンが流れ込み、混沌とした印象。
    しかし、これは当時を生きた人々の混乱とは比べるべくもないものなのだろう。
  3. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    戦時中のストーリーでしたが、ある家族の出来事。

    画風もほのぼのチックで、時代の流れを想像しつつ読む感じ。

    すずのぼんやり(おおらか)さと、時代の辛さ哀しさ、どこにでも宿る愛、居場所、記憶の器として生きていくこと。

    いろんな想いが描かれてます。

    ドラマの方がラストの持っていき方とか好みでしたが、原作を読んでドラマも厚みを増しました。

    ドラマ見てなかったら絶対に読んでないマンガですが、読んで良かったです。

  4. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    中巻までは本土に戦争が入ってきて無いのであるが、ついに住んでいる場所が戦場となる。
    それもほぼ反撃できない一方的な戦いだ。
    状況は一変し、坂道を転がるように全てが破局的に悪化。
    終戦となる。

    陛下の玉音放送を聞いたすずさんが、敗戦を受入れられず言う。

    この国から正義が飛び去っていく
    ああ、暴力で従えとったいう事か
    じゃけえ暴力に屈するいう事かね
    それがこの国の正体かね
    うちも知らんまま死にたかったなぁ・・・

    彼女の無念さが良く現れていて、涙がでました
    少しでも多くの人が読んでくれたら嬉しいです。

  5. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    上・中は今まで聞いてきた戦争の話とは雰囲気がまるで違う、ごく普通の「日常」の話だった。
    絵柄が可愛いし何よりすずさんがとても可愛らしい。
    ずっとほのぼのしていただけに下巻で不意打ちを食らってしまった。
    右手を失ってから背景が左手で描いたようになっていて演出が凄い。
    映画も観たいな。
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