
呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!
映画化 原作漫画
呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!
コメント
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
「あのころは良かった」と描かれるのがいいのだろうか?または「あの頃は大変だった、貧しかった」と描かれるのがいいんだろうか。
後者であるとしたら、どんな70年後か想像もつかないが、70年後の人に「あの頃は大変だった」と思われる現在であるほうがいいと思う。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
戦時中の広島の小さい家庭に生まれた主人公、絵を描く事が好きな少女すずが、世界の片隅でほのぼのと生きて行く話。
戦争という残酷な世界の中での日常/非日常の出来事を、等身大のスケールまで降ろしてきて、喜びや怒りや哀しみや楽しみを描いています。
その等身大、普通であるがゆえにとても読み手の胸を打つ名作です。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
喪失感だの絶望感だのが押し寄せる下巻。
でも、そこに残るのはやはり「一所懸命生きていくこと」。
歴史を顧みれば、この先に訪れるであろうさらなる苦難が
想像されるのだけれど、それでも人はしっかり生きてきたのだなぁ、
これからもそうなのだなぁと思います。
あとがきに、僕が映画版を観て感じたこととほぼ同じことが
書き連ねてあって、「ああ、間違ってなかったんだな」と感じました。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
戦時中のことに思いを馳せると、どうしても僕は暗くなりがちです。
けれど主人公や周りの人々の(そんなにしたたかでもない)生活が見えてきます。
争うことのない世界は本当に素敵なこと。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
先に映画を観たため、その場面での感動は薄れてしまいましたが、それでも私の中では、一番のお気に入りのポイントです。
個人的には、このクライマックスを迎える下巻は、映画で観た方が、雰囲気が伝わると思いました。
でも、漫画では文字でセリフを認識できるので、併せて楽しむのが一番良いと思います!