この世界の片隅に

呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!

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コメント

  1. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    映画より複雑なすずさん。
    お話も独特な曖昧さ余白が際立つ。
    映画と漫画比べながらもう一周したい。
  2. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    傑作だなぁ……
    一躍こうの史代の名を世間に知らしめた『夕凪の街 桜の国』からこっち、『長い道』『さんさん録』と出す度に最高傑作を更新し続けているこうの史代ですよ。
    『この世界の片隅に』もその連続記録を更新する超大傑作。
    そして、もちろん、こうの史代にしか描けない。

    善良でかっわいいヒロインが、鋭く強く世界に異議を申し立てる瞬間、そのカタルシスを何度でも体験したくて読んでいる。
    ということに、読み終わって気付いたのだったが、その気付きは同時に「こうの史代って人もきっとそうなんだ……!
    」という新たな恐怖を呼んでいるのだった。

    鈴木先生とこうの史代と『罪と罰』(後記)が一緒に載ってる「アクション」ってすげえ雑誌だな。
    現代プロレタリアマンガ誌だ。
    毎号買っちゃおうかしら。

  3. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    上・中は今まで聞いてきた戦争の話とは雰囲気がまるで違う、ごく普通の「日常」の話だった。
    絵柄が可愛いし何よりすずさんがとても可愛らしい。
    ずっとほのぼのしていただけに下巻で不意打ちを食らってしまった。
    右手を失ってから背景が左手で描いたようになっていて演出が凄い。
    映画も観たいな。
  4. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    昭和9年の幼少期を経て主に昭和18年から昭和21年1月まで、広島県江波から呉の北条家へ嫁いだ主人公すずの日常を描いた全3巻の漫画です。

    映画も素晴らしかったですが、漫画の方が登場人物のより深い関係性が描かれ読み応えがありました。
    途中途中にある当時の日常コラムも程良い小休止となり思わずニヤリとします(特に中巻の径子お姉さんの問答集)。

    ちょっと抜けたところもある主人公すずの話し方と性格が、この時代の喧騒を少し落ち着かせてくれます。
    国自体は戦争の渦にありますが、そこで暮らす人々はあくまでも自分の生活が中心。
    配給や物資の不足、故郷を離れる寂しさや人間関係の気苦労はあるけれど、モノの少ない生活に工夫を凝らし、何より一日一日を穏やかに過ごそうとする人々の姿が生き生きと描かれています。

    しかしその気持ちを裏切るように、読み進めていく度に戦争の影は刻一刻と日常に迫ってきます。
    それはすずも例外ではありません。

    私は戦争を歴史としか知らない世代です。
    この作品を通し、戦争のなかで“普通”に生きようとする人々の“普通”さと、その度量の深さと強さの一端に触れられた気がします。

    多くの人に、長く読み継がれてほしいと願ってやみません。

    ==================
    「みんなが笑うて暮らせりゃええのにねえ」

  5. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    待望の最終巻を購入。
    感想がカンタンに出てこない。
    こうの史代さんの才能に驚く。
    その、ひとこと、を、まず書く。
    また、上、中、下巻を読み直してみると、ちがった感想が出てくるかなと思い、いま、読み直しているところ。
    じっくりと、味わってみます。
    大河ドラマ的なスケールのコミックといえるでしょう。
    こんどは、こうの史代さんのファンタジックな作品を読んでみたいものです。
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