
呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!
映画化 原作漫画
呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!
コメント
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
怒りや悲しみ、喪失感を見せるシーンが多くなるが、それでも生活は続いていく。
手法の洗練が凄まじい。
たとえば、第43話、主人公のすずがお隣の刈谷さんといっしょに買出しに行く話の冒頭、リヤカーを引く刈谷さんがふと公民館の脇で立ち止まり後ろから押すすずがつまづくという、つい読み飛ばしてしまいそうな何気ないシーンがある。
話の最後にこのシーンの意味があきらかにされ、前の話のこれまた読み飛ばしていたようなコマにつながっていく。
ほかにも、失われた右手の語る物語など、あわてて上巻・中巻読み返したけれど、それでも読み落としている場面があるような気がする。
日本の漫画表現の最前線がここにあると思う。
なんとか最後まで読み終えて、ラストのカラーページの暖かさと笑いにホッとさせられる。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
何千何万という人の死の意味は、その人の数だけの記憶の数であるというメッセージ。
そういった記憶を引き受けていくことこそ、いまこうして世界の片隅に生きているわたしたちの役割なのではないかと本作は訴えているのだと思う。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
すずさんと周作さんの会話が好きです。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
絵柄が可愛いし何よりすずさんがとても可愛らしい。
ずっとほのぼのしていただけに下巻で不意打ちを食らってしまった。
右手を失ってから背景が左手で描いたようになっていて演出が凄い。
映画も観たいな。
この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)
その後,小説版を読んで,最後にようやく原作漫画を読みました。
小説版を読んで,映画では重要ポイントが省略されていたことを初めて知ったのですが,原作漫画を読んでも,やはり映画版がその点を省略したのはもったいなかったと思いました。
ただ,映画を先に観たからこそ,原作漫画のフレーズが心に残った側面があり,小説版を読んでよく理解できたこともあったので,私は全部読んでよかったです。