この世界の片隅に

呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!

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コメント

  1. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    以前、なにかの本で、『はだしのゲン』を

    「普通なら絶対に分からないことを、何がなんでも分からせようとする物語」

    と論じているのを読んだ。
    その表現を借りるなら、『この世界の片隅に』は

    「普通なら絶対に分からないことを、誰にでも分かるかたちで描いた物語」

    と言えよう。

    今も昔も、人は世界の片隅で、誰かを見つけ、誰かと一緒に生きている。

  2. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    本格的に戦争が厳しくなる中で色々起きる。
    原子爆弾の話も出てくる。
    ああそれでも人は強く生きるんだなあり
  3. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    人間が命のある間に感じたり愛したりするふつうの物事や生活の記憶の輝かしさ、尊さ。
    何千何万という人の死の意味は、その人の数だけの記憶の数であるというメッセージ。
    そういった記憶を引き受けていくことこそ、いまこうして世界の片隅に生きているわたしたちの役割なのではないかと本作は訴えているのだと思う。
  4. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    呉と広島。
    今なら電車ですぐの距離だけど、遠かったんだなぁ。
    戦争中の普通の人の生活を、何かを失った時の虚脱感を、でもやっぱり光もあるんだってことを淡々と描いている。
    呉に行ったばかりなのでしみじみとした。
  5. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    読み残していた最終巻を読む。
    時間軸は着実に原爆投下、終戦へと進んでいるが、呉も軍港として米軍にとって重要な爆撃拠点なのだ。
    私の父もグラマンの機銃掃射で危うく命を失うところだったと聞いたことを思い出した。
    そして、管見にして知らなかった時限式爆弾で、愛する姪と自身の右手を失うすず。
    彼女は生涯この右手を失う事件を悔いていくのだろう。
    戦中の描写は説明にコマを多く割き、終戦以後はすずの回想・妄想シーンが流れ込み、混沌とした印象。
    しかし、これは当時を生きた人々の混乱とは比べるべくもないものなのだろう。
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