この世界の片隅に

呉市に嫁いだすずは、不器用ながら北條家に溶け込み日々を過ごしてきた。
だが、やがて戦争の匂いがすずの暮らす街を色濃く染めていく。
空襲、原爆、終戦。
戦争が一人の女性の小さな世界を歪ませていく。
ページを捲る手が震える、魂の最終巻!

レビューを見る

購入・お申し込みはこちら

コメント

  1. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    中巻までは本土に戦争が入ってきて無いのであるが、ついに住んでいる場所が戦場となる。
    それもほぼ反撃できない一方的な戦いだ。
    状況は一変し、坂道を転がるように全てが破局的に悪化。
    終戦となる。

    陛下の玉音放送を聞いたすずさんが、敗戦を受入れられず言う。

    この国から正義が飛び去っていく
    ああ、暴力で従えとったいう事か
    じゃけえ暴力に屈するいう事かね
    それがこの国の正体かね
    うちも知らんまま死にたかったなぁ・・・

    彼女の無念さが良く現れていて、涙がでました
    少しでも多くの人が読んでくれたら嬉しいです。

  2. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    カバーイラストに救われた。

    失ったもの、得たもの。

    家族、身内、親友、嘗て想った人、右手。

    すずの「嫁」という苦しい立場。

    周作とリンの関係、義姉との関係…。

    『この国から正義が飛び去っていく』
    正義とはなんなのか。

    『うちも知らんまま死にたかったなあ……』
    この言葉はとても重く、一緒に涙してしまった。

    鬼イチャンのオチとリンとすずの繋がりもよかった。

    思ったよりも救いのあるラストで良かったと安堵しつつも、周作とすずに拾われた少女の未来は暗いものなのかも。

    おねえさんの優しさに泣かされた。

  3. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    これまで積み重なってきた「普通の日々」が一気に覆され、
    喪失感だの絶望感だのが押し寄せる下巻。

    でも、そこに残るのはやはり「一所懸命生きていくこと」。

    歴史を顧みれば、この先に訪れるであろうさらなる苦難が
    想像されるのだけれど、それでも人はしっかり生きてきたのだなぁ、
    これからもそうなのだなぁと思います。

    あとがきに、僕が映画版を観て感じたこととほぼ同じことが
    書き連ねてあって、「ああ、間違ってなかったんだな」と感じました。

  4. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    この漫画が売れている国ってのはまたすごいなと思いました。

    きっとみんなどこかでモヤモヤしてたんだと思う。

    こういう形で戦争を忘れないことが大切。

  5. user より:
    この世界の片隅に 下 (アクションコミックス)

    映画より複雑なすずさん。
    お話も独特な曖昧さ余白が際立つ。
    映画と漫画比べながらもう一周したい。
タイトルとURLをコピーしました