
199X年、世界は核の炎に包まれた!
文明は消え去り、世界は暴力が支配する時代になっていた──!
「週刊少年ジャンプ」に1983年〜1988年まで、原作・武論尊、漫画・原哲夫により連載。
最終戦争により、荒廃し弱肉強食の世界になった世紀末を舞台に、一子相伝の暗殺拳‘北斗神拳’の伝承者・ケンシロウが、愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿を描き出す。
強敵(とも)と呼ばれる男達とケンシロウの熱い戦い、婚約者ユリアとの愛、そして、同じ北斗神拳を学んだラオウ、トキ、ジャギの義兄弟との絆と別離。
そのどれもが現在まで読者を魅了している。
また、悪党達が「ひでぶ」「あべし」といった断末魔を残しケンシロウに倒されていく爽快感も魅力のひとつ。
連載当時、社会現象にまでなり、現在にいたっても、TVアニメや劇場版、脇役達をフィーチャーした外伝、ゲーム等へと新たな展開を続けている。


コメント
最後でこれは
うまいことまとめられなかった感がある。
まあ作画は最後までとてもかっこいいし、バットが報われた?のでよしとしたい。
いずれにしても全編通してみれば今なお色褪せないキャラクターやエピソードが多くちりばめられている濃い漫画だったと思う。
でも、一度は読め!
原作者の女性観にも多々問題あり。
でも、一度は読め!
〈良いと思ったところ〉
・良い意味で「中二病的ロマン」の塊であること。
・最初から最後まで、とにかく熱いこと。
・画力が高く、コマの書き込みが凄まじいこと。
・基本的にはストーリーとテーマが分かりやすいこと(一部は少し複雑に感じたが)。
良いところは挙げればキリがない。
何よりこの作品には、熱い愛がある。
〈気になったところ〉
・至る所に、やや血統主義的・エリート主義的な価値観が垣間見える。
特に「修羅の国編」はそれが露骨に感じられた。
・女性の拳士が登場しない。
女性は戦いの主体からは意図的に排除されている。
80年代少年漫画という時代性もあるのだろうが、今読むとやや気になる。
・終盤では説明が薄く感じられる記憶喪失や、瀕死の重傷を負ったキャラが都合よく復活する展開など、各所にやや強引さを覚える部分もある。
しかし、こうした一面も含めて本作の味だと言える。
時代性や価値観の違いを感じる部分はあるものの、それを超えてなお、熱さとロマンが読者を引っ張り続ける力を持っている。
自分にとって『北斗の拳』は、今読んでも“圧倒的に面白い”作品だと感じた。
特に、回想シーンは泣いた・・・
ケンシロウ「おまえはすばらしい男だった!
」
★全27巻(ジャンプコミックス)を読んで★
【好きなキャラ】シュウ、ケンシロウ
【好きなバトル】ケンシロウ対サウザー(11巻)
【好きな技】南斗白鷺拳(シュウ)
【好きなシーン?】ケンシロウとトキとの再会シーン(7巻)
【好きなシーン?】バットの蘇生、そして去るケンシロウ(27巻)
この漫画は登場人物のほとんどの男性が1人の女性(ユリア)を巡って争うという、「愛」についてのお話で少女漫画的ですらあるのです。
あらゆる種類の男性が求愛してくるなんて女性からしたら夢のようなシチュエーションなんじゃないでしょうか。