
ほんとうはすべて知っていた。
心の底流(undercurrent)が導く結末を。
夫が失踪し、家業の銭湯も手につかず、途方に暮れる女。
やがて銭湯を再開した女を、目立たず語らずひっそりと支える男。
穏やかな日々の底で悲劇と喜劇が交差し、出会って離れる人間の、充実感と喪失感が深く流れる。
映画一本よりなお深い、至福の漫画体験を約束します。
「今、最も読まれるべき漫画はこれだ!
すでに四季賞受賞作で確信していたその物語性と演出力に驚く。
豊田徹也は心の底流に潜む、なにかの正体を求めるように静かに語る。
」――(谷口ジロー)


コメント
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
家業の銭湯。
住み込みで働くようになった男。
そして・・・幼い頃の事件。
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
言葉が深く、眩しそうな表情がいい。
男女キャラクターとも。
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
Yに借りた。
銭湯を営む主人公の女性と、その周りの人々の物語。
ときどきはさまれる怖い記憶も、最後には明かされる。
バッドエンドでなくてよかった。
さらっと読めてじんわり良い作品だった。
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
けど、近くの本屋でなかなか見つからなくて……。
この前寄ったときに見つけたのは嬉しかった。
なんか淡々とした感じの話だと思った。
初め、失踪した旦那が新しく派遣されてきた人だと思ってたけど、全然そんなことなかった。
途中でラブコメ入るのかなと思って、少しわくわくしたけど全然違ったよ。
脇役さんたちもいい味出してた。
モブにならない。
最後の結末は、彼は再び主人公の元へ戻ろうとしている、という意味で取ったけどはたしてどうなのかしら。
気になる。
いいお話でした。
機会があれば、同じ作者さんの別の話も読んでみたいなあと思う。
アンダーカレント アフタヌーンKCDX
死のうとしたこともない。
そんな”能動的”な感情にすらいたらない。
満足感もない。
ただなんとなく生きている。
お腹がすくから食べる。
眠たくなるから寝る。
息をしないと苦しいから息をする。
ただそれだけ。
ただひたすら虚しい。
無意識に隠しにしてきたそんな虚無感を意識下から引きずり出されて思い知らされてしまう漫画だ。