ヒミズ

ド派手な刺青(いれずみ)。
ヤクザのくれたピストル。
中学の卒業証書。
茶沢さんとの、溺(おぼ)れるセックス。
そして、「自分にしか見えないバケモノの姿」……!
憎き実父を手にかけたせいで、「おまけの人生」を歩むことになった住田。
「世の中で一番悪い奴を成敗する」という目標にすがり、もはや命をつなぐのみ。
「普通の人生に戻れる」チャンスに揺れつつも、パーフェクトな絶望に向けてひた走りゆく、彼の両手に残ったものは――!
青春残酷物語、ついに完結!

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コメント

  1. user より:

    古谷作品の中でも一番好きな作品、の最終巻。

    読んでも明るくはなれません。

    むしろ絶望的になります。

    でもその絶望の無限ループでもがく住田が素敵。

    ラストはネタバレするから秘密だけど、とにかく「絶望」。

  2. user より:

    友人思いの友達がいても、ご都合主義ヒロインがいても、借金無くても、悪い奴をぶっ殺せても、親殺しの罪を償う決意ができても、明るい未来を描くことができても、結局視界から消えないバケモノ。
    主人公の住田はその一生にいったい何を見ていたのか…?
  3. user より:

    この不快感と絶望感。

    雑誌連載で読んでいた時の衝撃は凄かった。

    影響を受けている漫画家さんもいますね。

    毒気が強すぎて、良い結果になっていないことが多いですが。

    映画を観て、再読しました。

    私は映画のラストを支持します。

    時代は変わったのです。

    絶望の果てにどう生きるのか?
    そういう物語を読みたいです。

  4. user より:

    best of 古谷実。

    古谷実は、漫画界の太宰だと思う。

    稲中はメロスだ。

    稲中意外の作品はみな根暗だし。

    ラストの展開でハラワタが煮えくり返るほどにこの漫画燃やしてやろうと、今までの時間返せと、怒り狂い、
    ラストのラストにその怒りがはじけ飛ぶほどの爽快感を味わった。

    棺桶に入れてあの世でも読みたい。

  5. user より:

     そして、この事実を知ってしまった後にどう生きるのか、それが私達に与えられた課題なのです。
    少なくとも私は、絶望してなお、主人公のような選択はしたくない。
    そう強く思いました。
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