
常磐(ときわ)と生きていくため、仲村(なかむら)に会いに行くと決めた春日(かすが)。
海沿いの町で穏やかに暮らす仲村と、春日は3年半ぶりの再会を果たす。
夏祭りの日、あの瞬間まで春日は信じていた。
仲村と二人‘クソムシの海’から抜け出すのだと……。
それは、ずっと春日の心を過去に縛り付けていた疑問。
かつて二人で見た夕焼けと同じ空の下、春日はあの時、自分を突き飛ばした理由を仲村に問いかけるが……!
映画化 原作漫画
常磐(ときわ)と生きていくため、仲村(なかむら)に会いに行くと決めた春日(かすが)。
海沿いの町で穏やかに暮らす仲村と、春日は3年半ぶりの再会を果たす。
夏祭りの日、あの瞬間まで春日は信じていた。
仲村と二人‘クソムシの海’から抜け出すのだと……。
それは、ずっと春日の心を過去に縛り付けていた疑問。
かつて二人で見た夕焼けと同じ空の下、春日はあの時、自分を突き飛ばした理由を仲村に問いかけるが……!
コメント
初めて惡の華を買った時は「なんで買っちゃったんだ……」と頭を抱えました。
思春期のエグイ部分をとにかくはぎとり、痛い痛すぎるの連続。
恥ずかしいですが、わたしにもあった若い頃の破壊衝動を思い出させられ「もうイヤ……読むけど……」というかんじでした。
高校生編に入ってどんどん普通になっていく物語を読みながら、そこに生じる空っぽの感覚に「もういいかな」という後悔がありました。
しかし、9巻を読んで自分の過ちに気づきました。
中学生編で終わらなかった意味、高校生編に続いた意味。
涙が出ました。
大抵の人は後悔しているであろう痛い過去を赦してくれる。
それでいいんだよ、と背中を押してくれる大切なマンガになりました。
普通である愛おしさ、苦しさ。
同時に自分の中にある暗い気持ち。
それでも幸せを掴みたいと思う気持ち。
最終巻を読んで、穏やかな涙が出ました。
集めた意味があったと心から思います。
ありがとう。
度が過ぎていたので途中ギャグに思える程でした。
どんどん侵食されていく春日、狂っていく佐伯さん、
リビドーに目覚めていく二人を開花させた仲村さん、
ドロッドロの展開と開き直った春日と仲村の狂気、
そして場面は転換され第二部の高校生編になると、
ダークサイドから一転、何かを探していく物語に。
取り戻すように動く春日は結局仲村依存状態か?
仲村視点は蓋を開ければやや陳腐な感じはしたが、
まあそうでもないと収拾がつかない気もした。
最後は、まあそうだろうな、という終わり方。
おやすみプンプンやシガテラのような日常エンド。
まあ美しいといえば美しいし、無難ではあるけど、
一気読みした後にはなんとも言えないような、
感慨深さは残ると思う。
私はちまちま読んだので、
機会あればまた一気に読み直してみたいものです。
これアニメを観てた人いるだろうか。
アニメの絵柄は全編ロトスコープを用いた作品で、
漫画のキャラデザと全然違います。
衝撃です。
でも当時の私はアニメから入った人だったので、
押見の絵の方に違和感を感じてしまいました、が、
今ではこの絵にしてこの物語、と思っています。
そしてアニメの絵柄は既に忘れていて、
検索して出てきたものを見て懐かしくなりました。
笑
こっちはこっちで絶妙に気持ち悪くて好きでした。
どちらもファム・ファタールに出会った少年が悲劇的な恋愛を通して成長するという 同じ物語を描いてるんだけど、作者の資質これだけ読書感が変わるのが面白い。
僕は個人的に『あの人には、あの人の人生があり、自分の思い込みとは関係なしに、勝手に成長したり救済されていたりする』という現実を描いた『悪の華』の結論の方が自分には合っているな…と感じました。
覚悟して読んだものの、意外と読後が悪くなくてビックリ。
みんなそれぞれに幸せになった…ということでいいのかな。
青春だなあ。
(/ω\)
最終話を読んで、もう一度最初から悪の華を読むと違った観点で読めそうです。
ダークサイドから最終巻で全てハッピーエンドなかんじ?
最後の中村さん視点の中学生時代は何だか悲しくなった。
多感な時期、自分が感じる世界と周り感じてるであるう世界とのギャップ、伝わらなくて伝えられなくて、困ってるのにどうしようもないかんじ。
本人じゃないとわからない。
でも世界がキレイだと感じられるようになった中村がいて、読んでるこちらが救われた。